クジラボ看護師の評判・口コミ|辞めない選択も選べる有料相談の中身

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クジラボ看護師の評判を検証する記事のアイキャッチ画像

クジラボって看護師でも使えるの?お金かかるんでしょ…

この記事では、クジラボの看護師向けキャリアプログラムの評判を、元採用面接官が忖度なしで検証します。

とくに「今より年収を上げたい」看護師と、「夜勤を減らしてホワイトな環境で働きたい」看護師に向けて書きました。

結論から言います。辞めたい気持ちはあるのに、辞めると決めきれていない看護師なら、クジラボは使う価値ありです。

この記事の結論
  • クジラボは求人を紹介しない有料相談。だから「辞めない」という結論も選べる
  • 公式の卒業生インタビュー7人を全部読むと、転職3人・現職継続4人だった
  • 私が支援した看護師15人のうち、年収100万円UPは2人。夜勤を手放した6人は平均43.3万円下がった
  • 看護師向けページに料金の記載はない。教員向けは248,000円/398,000円が公開されていて、桁感の目安になる

夜勤が週に1回減るだけで、生活は変わります。目が冴えたまま夜勤明けの朝に帰る日がなくなり、休日を寝て潰さずに済むからです。

その代わり、手当ぶんの収入は消えます。この差し引きをどう決めるかが、看護師のキャリア相談の本丸です。

はると

夜勤を減らすか、収入を守るか。先に全体を整理しておきます。

スクロールできます
項目クジラボ看護師の内容
結論辞めるか残るかを決めきれていない看護師に向く有料相談
おすすめ度迷いを言葉にしたい人ならかなりおすすめ
向いている人辞めたいが、辞めると決めていない看護師
向かない人今すぐ求人を見たい人/来月までに転職先を決めたい人
年収UP私の支援15件のうち上がったのは9件で平均74.4万円UP
ホワイト転職夜勤を手放す判断と相性◎。ただし収入は下がりやすい
担当看護師向けページのコーチ3人。うち元看護師は1人
料金看護師向けは非公開。教員向けは248,000円/398,000円
無料相談完全無料・Zoomで全国対応・土日祝や夜間も予約可
注意点求人紹介はなし。第三者の口コミサイトに評価ページがない
公式HPクジラボ看護師公式

迷っている時間そのものが、いちばんの損失になります。相談は無料なので、まず話してみて合わなければ受講しない選択で十分です。

相談は完全無料・オンラインで全国対応

在職中でもOK・初回セッション後3日以内なら全額返金

プロフィール(著者情報)

はると(上場企業 管理職/キャリアアドバイザー)、転職メディア『転職ファクト』運営。

人材育成・マネジメント・教育に15年従事し、延べ500回の採用面接、転職エージェント事業でのキャリアアドバイザー業務を経験。「採用する側」と「転職を支援する側」を経験してきた両視点から、「後悔しない転職判断」をお届けします。

当サイトの記事は、厚生労働省:一般職業紹介状況厚生労働省:賃金構造基本統計調査厚生労働省:雇用動向調査総務省統計局:労働力調査国税庁:民間給与実態統計調査厚生労働省:職業安定法 等の公的データと、運営者自身の人材業界・採用業務での実務経験、編集方針に基づく内容です。

転職市場のトレンド情報は、リクルートワークス研究所:全国就業実態パネル調査 等の業界調査データも参照しています。

目次

クジラボの看護師向け評判|結論は「辞める前」に使う相談窓口

看護師のキャリア相談の仕組みをイメージした画像

クジラボの看護師向けプログラムは、求人を1件も紹介しません。ここが評判の分かれ目になります。

転職サイトに登録すれば、翌日には求人が届きます。クジラボは届きません。

求人が途切れない背景は厚生労働省:看護職員確保対策を見ると腑に落ちます。

求人を紹介しないから「辞めない」も結論に選べる

公式の看護師向けページは、立ち位置をはっきり書いています。

クジラボは、看護師のキャリアに特化した相談サービスです。アドバイザーは全員、元看護師または看護師支援の専門家。

引用:クジラボ 看護師向けキャリアプログラム

そして相談者の約7割は、転職を前提にしていません。

この一文が、看護師にとっての価値の全部です。

「夜勤を減らして今の病棟に残る」という結論を出しても、クジラボ側は困りません。求人を売っていないからです。

「辞めたい」の正体は夜勤・病棟・看護の3つに割れる

キャリアアドバイザー時代、面談で「もう限界です」と話していた人が、求人票を出した瞬間に手を止める。この場面を何度も見ました。

本当に転職したいのではなく、何がしんどいのかを自分でも掴めていないだけだったからです。

看護師の相談に置き換えると、もっとはっきりします。

「辞めたい」の中身は3つに割れる
  • 夜勤がしんどい(=働き方の問題。異動や交渉でも動く)
  • この病棟の空気がしんどい(=環境の問題。同じ病院の別部署でも変わる)
  • 看護そのものがしんどい(=職種の問題。ここだけは病院を出るしかない)

この3つが混ざったまま求人を眺めても、答えは出ません。

迷っている人に「今動いた方がいい」と押して、逆に引かれた経験もあります。その人が欲しかったのは背中を押す言葉ではなく、不安を一緒に分けてくれる相手でした。

口コミが無いので、公式の卒業生7人の中身で判断する

先に不都合な事実を出します。クジラボの看護師利用者の口コミは、第三者サイトにほぼ存在しません。

みん評にも転職会議にもサービス評価ページがなく、Googleマップには登録自体がありません。

だからこの記事は、公式の卒業生インタビュー7本の中身で判断します。

はると

口コミがないなら、公開されている実物を数えるしかありません。

看護師の相談先は、職場の外にしか作れない

そもそも、なぜ看護師に有料の相談窓口が必要なのか。現場の消耗度が数字に出ています。

日本看護協会の調査で、病気により1か月以上休んだ看護職員がいた病院は72.6%。そのうち79.5%でメンタルヘルス不調が理由に挙がりました。

掛け合わせると全病院の約6割で、心を折って1か月以上休んだ看護職員がいます。1病院あたり平均5.4人でした。

出典:日本看護協会「2025年 病院看護実態調査」結果(PDF)

ところが病棟の中で「辞めようか迷っている」と口に出せる相手は、まずいません。師長に言えば勤務表に響き、同僚に言えば翌日には広がります。

だから看護師の相談先は、職場の外にしか作れません。しかも求人を売ってこない相手でないと、話が転職一択に寄っていきます。

クジラボが刺さるのは、ちょうどこの空白地帯です。

クジラボ看護師の悪い評判・口コミ|料金非公開など4つの弱点

看護師向け有料相談の弱点をイメージした画像

良い話の前に、申し込む前に知っておくべき弱点が4つあります。どれも公式サイトに書かれている事実です。

運営は株式会社クジラボ。教員向けから始まり、公務員・公安・看護師・介護福祉と広げてきた会社です。

参考記事:クジラボの評判は?口コミ・料金・6職種の向き不向きを徹底解説

弱点1|看護師向けページに料金が書かれていない

クジラボは有料です。ところが看護師向けページには金額が1円も出ていません。

ただし、クジラボは料金を隠しているわけではありません。教員向けページには料金表が出ています。

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回数プラン一括(税込)
5回キャリアデザイン(90日)248,000円(月額12,000円)
10回転職チャレンジ(180日)398,000円(月額19,300円)

出典:クジラボ 先生向けキャリアプログラム(料金は画像で掲載)

看護師の金額がこれと同じとは限りません。ただ、桁感の目安にはなります。

法定の特定商取引法の表示は「サービス内容・期間により異なります」で、個別見積もりです。

他のブログが書く59.8万円は、公式の398,000円と20万円ずれます。入会金55,000円という記載も公式ページにはありません。他人の数字を持ち歩かず、無料相談で総額を聞いてください。

弱点2|実績5000名は6職種の合計。看護師だけではない

看護師向けページには、金色のバッジで実績があります。ここに注記があります。

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表記注記の中身
実績「相談実績5000名以上」=クジラボブランド累計で、教員・公務員も含む6職種の合計
満足度「相談満足度98%以上」=卒業生アンケート(自社調べ)で、有料プログラムを終えた人の回答

要するに5000名は看護師だけの数字ではありません。98%も、無料相談を受けただけの人の満足度ではありません。

数字自体に嘘はなく、注記もバッジの下に添えてあります。読む側が取り違えやすいだけです。

弱点3|看護師向けページのコーチ3人のうち、元看護師は1人

看護師向けページの表記は「アドバイザーは全員、元看護師または看護師支援の専門家」。

公開されているキャリアコーチは21人。そのうち看護師経験が書かれているのは1人だけです。

看護師向けページに顔が出ている3人の内訳です。

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コーチ経歴
西尾 紗希大学病院での看護師経験+医療業界特化の人材紹介でアドバイザー
野中 千晴国家資格キャリアコンサルタント/大手人材で4,000名を支援
岸本 優樹訪問診療企業の人事

表記は「元看護師または看護師支援の専門家」なので、嘘ではありません。

ただし現場の肌感覚を求めるなら、予約フォームに「看護現場を知っている担当を希望」と書いておくのが確実です。

弱点4|回数が5回しかない。丸投げすると消化して終わる

看護師の卒業生が書いているプログラムの回数は全5回です。1回あたりの密度は高くなります。

裏を返せば、5回で自分の言葉を作りきれなければ終わりということです。

面接対策をやり込んだせいで、かえって落ちた候補者を何人も見てきました。回答が本人の言葉になっておらず、深掘りされると止まるからです。

5回では足りない可能性が高い人
  • 答えをもらいに行くつもりの人(考えるのは自分の側)
  • セッションの間に手を動かせないほど勤務が詰まっている人
  • 辞めたい理由がまだ何ひとつ言葉になっていない人(まず無料相談を2回)

だから無料相談で測るのは、担当者の感じの良さではありません。

自分の言葉で説明できる状態まで持っていってくれるか。ここだけを見てください。

初回セッション後3日以内なら、全額返金される

弱点はここまでの4つです。ただし、金額が分からないまま押し切られる心配は小さいです。

特定商取引法に基づく表示に、降りる手段が用意されています。

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項目公式の表示
解約8日以内ならクーリング・オフが可能
返金初回セッション実施後3日以内の解約希望なら全額返金
支払いクレジットカード・銀行振込・ショッピングクレジット
相談料無料相談は0円。受講するかどうかは相談後に決められる

1回受けてから3日以内なら、全額戻ります。中身を見てから決められる設計です。

金額が事前に分からない不安は、この返金条件とセットで見ればほぼ消えます。

弱点だらけに見えてきた…それでも使う理由ってあるの?

クジラボ看護師の良い評判・口コミ|卒業生7人の中身

卒業生インタビューの内訳をイメージした画像

公式サイトにある卒業生インタビューは76本。そのうち看護師は7本です。

7本を最後まで読むと、評判の輪郭がはっきりします。

転職しなかった4人が、このサービスの正体を示している

各インタビューには「転職」「継続」のタグが付いています。数えた結果は下のとおりです。

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その後人数中身
転職した3人訪問看護へ/医療系ITを志望/環境を変えて納得
続けた4人復職後のママ看護師/在宅ワークと兼業/精神科訪問看護/働き方の再設計

公式が掲げる「約7割は転職が前提ではありません」と、向きが揃っています。インタビューでも半数以上が現職を続けました。

転職を煽るサービスなら、成功事例は転職で埋め尽くされます。半分以上が「残った人」の話という構成は珍しいです。

7人に共通する動機は「求人を出してこない相手」

7本を通して繰り返し出てくるのが、転職エージェントへの不信感でした。大学病院で6年働いた方の言葉が象徴的です。

転職エージェントに登録すると、こちらの意向よりも「売上になる求人」を強引に勧められるという話を同僚から聞いており、利用をためらっていました。

引用:クジラボ 卒業生の声(看護師6年目)

この警戒は正しいです。私自身、求人票の良い面から話し始めていました。

担当者の人柄ではなく、仕組みがそうさせます。入社が決まって初めて売上が立つからです。

急変対応も多職種連携も、院外では別の名前がつく

もう1つ多かったのが、自分の経験を過小評価していたという振り返りです。

病棟6年目の方が挙げていたのは、多職種との調整・患者への声かけ・優先順位づけの3つ。院外でも評価されると知って驚いたという振り返りでした。

私の実務感覚とも一致します。人柄も経験も申し分ないのに、企業へ推薦できなかった人がいました。

理由は1つで、自分の経験を面接で伝わる言葉に整理できていなかったからです。

「急変対応」は優先順位判断、「多職種連携」は調整力、「プリセプター」は育成経験。この翻訳を一人でやるのは難しく、伴走者を置く価値が一番出るのがここです。

転職せず主任に上がり、年収580万円になった人がいる

看護師向けページには、受講後の変化が3件だけ載っています。どれも働き方の話です。

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変化公式の受講者の声私の支援でも同じ形が
残業減医療系IT企業へ転職し残業月5時間電子カルテ会社の導入サポートへ。夜勤なし・土日休みで480→470万円
残って昇進主任に昇進し夜勤軽減。年収580万円にUP転職せず残った形。師長との交渉で勤務を組み替えた例は実在する
在宅へ移行完全在宅勤務で年収維持。家族時間が3倍ヘルステック企業の健康相談へ。470→530万円

※掲載内容は個人の体験談であり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません(クジラボ公式の注記)

注目すべきは2件目です。転職せずに主任へ上がり、夜勤を減らしたうえで年収が上がっています。

求人を売るサービスなら、この事例は載せません。売上が1円も立たないからです。

夜勤を消しても、モヤモヤが残ることがある

7本の中でいちばん考えさせられたのが、看護師7年目の方のインタビューでした。

この方が相談に来たのは、すでに夜勤から離れ、生活リズムを整えたあとでした。夜勤ゼロで働けている6.7%の側に、先に入っていたわけです。

それなのに心の奥に残ったのは、拭えない違和感でした。忙しさも体力的な不安も減ったのに、前に進んでいる感覚が持てなくなっていました。

つまり夜勤を消すことは、ゴールではなく通過点でした。環境を変えても満たされない理由は、環境の外側にあったということです。

看護師の相談で最初に詰まるのがここになります。夜勤さえ消えれば楽になる、と考えて相談に来る人がほとんどだからです。

夜勤さえ無くなれば全部解決する、って思ってた…

復職後のママ看護師のインタビューも似ています。時短で働いても業務は時間内に終わらず、子どもの発熱で急に休むことになります。

周囲への申し訳なさが積み重なっていました。

この方が最後に選んだのも、転職ではなく働き方の作り直しでした。

解消率92.5%は4人分。母数を見ないと読み違える

インタビューには「キャリアの不安はどれくらい解消されましたか?」という設問があります。

看護師7本のうち、数字が書かれていたのは4本だけでした。80%・90%・100%・100%で、平均すると92.5%になります。

補足:この92.5%は4人分の平均で、公式バッジの「相談満足度98%以上」(卒業生アンケート・自社調べ)とは別物です。母数が小さい点は差し引いて読んでください。

残り3本には解消率の記載がありません。良い数字だけを載せている可能性も、設問自体が後から追加された可能性もあります。

解消度まで公開しているのはクジラボだけ

無料相談は完全無料・Zoomで全国どこからでも

クジラボで看護師は年収100万円UPできる?支援15件の実測

看護師の年収の増減をイメージした画像

ここからが本題です。看護師が年収を100万円上げるのは、どれくらい現実的なのか。

私が支援してきた転職成功事例300件のうち、看護師は15件ありました。全件を数え直します。

年収100万円UPを狙えるのは専門性か役職がある人だけ

結果は下のとおりです。数字は全件の実額を足して割りました。

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結果件数平均
上がった9件+74.4万円
下がった6件−43.3万円
全体15件+27.3万円
100万超2件15件中13.3%

100万円以上上がった2人には、はっきりした共通点があります。

年収100万円以上UPした2人
  • 手術室看護師→医療機器メーカーのクリニカルスペシャリスト(520→650万円)
  • 看護師長→介護施設運営会社の看護部門マネージャー(620→720万円)

片方は手術室という専門性、もう片方は師長という役職を持っていました。

つまり100万円の上乗せは、看護師免許ではなく「免許の上に積んだもの」に付いています。

年収が上がった9件は、全員が病棟を出ている

年収が上がった9件の転職先には、はっきりした共通点があるのです。

年収が上がった9件の転職先
  • 医療機器メーカー/製薬会社の安全性情報/医療IT導入支援
  • 産業保健師/ヘルステック企業の健康相談
  • 看護師専門の人材紹介/介護施設本部
  • 美容クリニック/訪問看護

9件とも病棟を出ています。美容クリニックも訪問看護も、病棟ではありません。

病棟の外では、経験の値段が変わります。電子カルテの使い方を後輩に教えるのが得意だった人は、病院向けの導入支援で評価されました。

ただし注意もあります。年収が上がる求人ほど、上がる理由がセットで存在します。

責任範囲・担当件数・出張・オンコール。数字だけで決めると、この差が入職後に返ってきます。

転職して後悔した人に中身を聞くと、1位は「思ったより給与が上がらなかった」39%でした。(レビューファクト調べ/転職を後悔した人/2026年6月/n=100)

看護師の年収524.7万円は、夜勤で作られている

そもそも看護師の給料は、どういう構造なのか。ここを知らないまま辞めた人ほど、あとで後悔しています。

令和7年賃金構造基本統計調査の数字は、下のとおりです。

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項目看護師(全国)
年収524.7万円(月給365.9千円×12+賞与856.4千円)
所定内給与額333.2千円(夜勤手当・時間外を除いた額)
全国平均340.6千円(=看護師の方が7.4千円低い
年齢・勤続42.1歳・9.8年

比べる相手は、全国の所定内給与額です。

賃金は、男女計340.6千円、男性373.4千円、女性285.9千円となっている。

引用:厚生労働省:令和7年賃金構造基本統計調査 結果の概況/看護師の数値はe-Stat 都道府県別第3表から算出

この調査でいう「賃金」も所定内給与額。つまり比べる相手は、看護師の365.9千円ではなく333.2千円になります。

看護師の年収が高く見えるのは、夜勤と時間外を積み上げているからです。ベースだけなら全国平均を下回ります。

だから「夜勤を減らしたい」と「年収を上げたい」は、同時には叶えられません。

今の病院に残っても、給料は年に数千円ずつしか動かない

「あと数年がんばれば上がる」と考えている看護師に、先に事実を置きます。

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基本給金額前年からの引き上げ率
新卒216,416円3.2%
勤続10年254,286円1.6%
増加分月37,870円

10年勤めて基本給は月3万7千円ほどしか増えません。しかも引き上げ率は新卒の半分です。

年収100万円を上げたいなら、勤続年数では届かないという計算になります。

逆に、年収が100万円上がれば手取りは月6万円ほど増えます。

月6万円あれば、我慢していた家族旅行が年に2回。子どもの習い事を金額で諦めずに済みます。効くのは数字ではなく、この変化の方です。

ただし冒頭の実測どおり、100万円上がったのは15人中2人でした。誰でも届く数字ではありません。

じゃあ夜勤をやめたら、実際いくら減るの…?

夜勤を手放すと年収は約43万円減る|夜勤ゼロは6.7%

看護師の夜勤と収入の関係をイメージした画像

夜勤をやめたい。この願いがどれくらい叶っているのかを、実数で見ます。

夜勤ゼロは探せばあるのではなく、15人に1人の椅子

一般病棟でひと月の夜勤時間が0時間の看護職員は6.7%しかいません。

逆にひと月の夜勤が72時間を超える人は33.9%。3人に1人です。

出典:日本看護協会「2025年 病院看護実態調査」結果(PDF)

夜勤ゼロは、望めば手に入る働き方ではありません。15人に1人の枠を取りに行く話になります。

そして夜勤の対価は、この15年ほとんど動いていません。

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調査年二交代の夜勤手当
2010年10,745円
2025年11,470円
増加分+725円(+6.7%)

二交代で月4回の夜勤なら、手当は月45,880円です。年に直すと約55万円が夜勤ぶんになります。

補足:この55万円は「二交代で月4回夜勤をしている人」の計算です。看護師90万人全体の平均なら月32.7千円(年約39万円)で、母数が違うので2つを足さないでください。

体を削って得ている月4万5千円を手放すのか、それとも守るのか。ここが看護師のキャリア相談の分岐点です。

夜勤を手放すなら、43万円の減収を先に受け入れる

私の支援15件のうち、「夜勤なし」を明示して選んだのは7件。その後の年収は下のとおりです。

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増減転職先と年収の動き
+60万美容クリニック(470→530万円)=唯一の増加
−10万医療系IT(480→470万円)
−10万治験コーディネーター(500→490万円)
−50万保育園看護師(470→420万円)
−60万健診センター(520→460万円)
−60万医療系コールセンター(520→460万円)
−70万大学の保健室(500→430万円)

7人のうち6人は年収が下がりました。下がり幅の平均は43.3万円です。

上がったのは美容クリニックへ移った1人だけでした。

ただし下がった6人は、年収ダウンを失敗だと思っていません。健診センターへ移った方の言葉が残っています。

「年収は下がったけど、体調が明らかに良くなった」。夜にちゃんと眠れる生活は、60万円ぶんの価値があったということです。

だから先に決めるべきは、求人でも転職先でもありません。どこまでの年収ダウンなら受け入れられるかです。

希望条件を全部並べると、応募できる求人は消えます。転職は条件を全取りするゲームではなく、優先順位を決める作業だからです。

辞める前に、今の病院の「日勤のみ」枠を確認する

日本看護協会の調査で、いちばん見落とされているのが次の数字です。

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働き方病院の導入率
日勤のみ54.7%
回数選択44.1%
短時間勤務39.3%
希望部署38.7%

過半数の病院が「日勤のみ」の枠を持っています。夜勤の回数を選べる病院も4割を超えました。

つまり辞めなくても夜勤を減らせる余地が、制度としては残っているということ。

残ったまま条件を変えた例が、公式の受講者の声にもあります。上司との面談で主任昇進と夜勤軽減を実現し、年収580万円になった例です。

ただし、引き止めや条件見直しで残った人が数か月後にまた相談に来る場面も、私は何度も見てきました。

根本原因が変わっていないからです。

残ると決めるなら、紙に書けるまで詰める3つ
  • 来年度の勤務表(夜勤が月何回になるのか)
  • 来年度の配属(同じ病棟か、部署が動くのか)
  • 来年度の評価と手当(口約束か、書面に残るのか)

辞めた理由の1位は給料ではなく、労働時間と休日

次は全産業の女性のデータですが、看護職員の9割近くは女性なので参考になります。転職した女性が前の職場を辞めた理由です。

女性は「その他の個人的理由」24.3%を除くと「労働時間、休日等の労働条件が悪かった」12.8%が最も多く、次いで「職場の人間関係が好ましくなかった」11.7%となっている。

引用:厚生労働省「令和6年 雇用動向調査結果の概況」

1位が労働条件、2位が人間関係。給料は3位以下でした。

夜勤と病棟の空気に消耗している看護師の実感と、そのまま重なります。

ただし退職理由が「人間関係がしんどくて」で止まる人は、次の職場でも同じ理由で辞めやすくなります。面接官として何度も立ち会いました。

「人間関係」を3つに割る問い
  • 申し送りの時間が苦しいのか
  • 特定の一人が苦手なのか
  • 病棟の距離の近さが合わないのか

申し送りの時間が苦しいのか、特定の一人が苦手なのか、病棟の距離の近さが合わないのか。ここまで割ると、辞めなくても解決する部分が見えてきます。

部下の退職理由を聞いても、たいてい1つに要約されて返ってきます。実際は相談しづらさ・比べられる焦り・見えない将来が重なっていました。

最後の1つが引き金になっただけです。

「夜勤がきつい」も同じです。夜勤だけを消して、その先に何が残るのかまで棚卸ししないと、転職先でも同じ壁に当たります。

はると

「残る」も立派な結論です。ただし条件を詰めた場合だけ。

無料と有料どっち?クジラボと看護師転職エージェントの違い

無料と有料の役割の違いをイメージした画像

レバウェル看護やナースではたらこは無料で使えます。それでも足りない場面があるのはなぜか。

そもそも医療・福祉は、離職した人数が全産業で2番目に多い業界です。

離職者数は「卸売業,小売業」が1,427.0千人と最も多く、次いで「医療,福祉」1,135.4千人、「宿泊業,飲食サービス業」1,070.8千人の順となっている。

引用:厚生労働省「令和6年 雇用動向調査結果の概況」(PDF)

年間113万人が辞めている市場には、看護師専門のエージェントが次々に参入します。登録した瞬間に電話が鳴るのはそのためです。

もう1つ、見落とされがちな数字があります。日本看護協会の同じ調査による離職率です。

正規雇用は11.0%、新卒は8.4%。これに対し既卒採用者は16.1%でした。

転職で入った人ほど、新卒の1.9倍辞めています。だから求人を見るより先に、辞める理由を固める順番になります。

お金を誰が払うかで、出てくる提案が変わる

看護師転職エージェントが無料なのは、採用が決まった病院や企業が成功報酬を払うからです。

だから「今の病棟に残りましょう」という提案は、構造上ゴールになりません。

求職者に丁寧に寄り添い、無理に応募させなかった新人アドバイザーが、数字を作れずに苦しむ場面を社内で見てきました。

人として正しいのに、成功報酬の仕組みでは評価されないからです。

「辞めない選択も一緒に考えてほしい」を無料サービスに求めるのは、担当者に自分の給料を捨てろと言うのと同じです。

求人が欲しいなら無料、決められないなら有料

役割の違いは、次の5項目に集約されます。

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項目看護師転職エージェントクジラボ看護師
費用無料(病院が成功報酬を負担)有料(相談者本人が負担)
求人紹介ありなし
ゴール転職先への入職辞めるかどうかの言語化
年収UP求人の条件で上げる上げ方の方針を決める
向く人辞めると決めている看護師まだ決めきれていない看護師

どちらが上、という話ではありません。順番の問題です。

方向はクジラボ、求人は無料エージェントで分ける

迷いが晴れていない段階でエージェントに登録すると、求人に引っ張られて決めてしまいます。

おすすめの順番は下のとおりです。

方向はクジラボ、求人は無料エージェント
  • クジラボで辞める理由と譲れない条件を言葉にする
  • その条件を持って、無料エージェントで求人を集める
  • 残ると決めたら、師長との面談材料として使う

参考記事:レバウェル看護の評判は電話がしつこい?口コミと連絡を9割減らす5手順を解説

クジラボが向いている看護師と無料相談の流れ

向いている看護師の判断軸をイメージした画像

ここまでの内容を、申し込む・申し込まないの判断に落とします。

無料相談を受ける価値がある看護師の条件

次のどれかに当てはまるなら、無料相談を受ける価値があります。

クジラボが向いている看護師
  • 辞めたい気持ちはあるが、辞めると決めていない
  • 夜勤を減らしたいが、年収を落としたくない
  • 看護師以外の仕事に興味はあるが、何ができるか分からない
  • 求人を送られるのが嫌で、転職サイトを閉じたことがある

内定後もずっと不安を口にしていた人ほど、入職後は長く続きました。不安を言葉にできる人は、準備し・質問し・助けを求めるからです。

無料エージェントで足りる看護師の条件

逆に、次に当てはまるなら無料エージェントの方が早いです。

無料エージェントの方が早い看護師
  • すでに辞めると決めていて、来月までに転職先を決めたい
  • とにかく求人を見たい/条件だけ比べたい
  • 相談に費用をかけたくない

有料は全5回。自分で手を動かす前提の設計

無料相談の先にある有料プログラムが、何回で何をするのか。ここも公式サイトに一覧はありません。

ただし、中身は卒業生の証言から分かります。

卒業生の証言から分かる中身
  • 卒業生の証言では全5回(公式のプラン構成はキャリアデザイン5回・キャリア実現5回で、両方セットが10回)
  • 前半は自己理解。「やりたいことがない」から始めても進む
  • DAY4は「地に足のついたキャリアの理解を深める」。自分の強みがどの業界のどのポジションで活きるかを具体的に当てはめる
  • 看護師経験をポータブルスキルに言い換えた自己PRを一緒に作る

回数が少ないぶん、1回あたりの密度は高くなります。だからこそ、丸投げして答えをもらう場ではありません。

無料相談の流れと、予約前に決めておく3つ

申し込みから相談までは3ステップです。

STEP
フォームから無料相談を予約する

土日祝や夜間も予約できます。シフト勤務でも日程を合わせやすい設計です。

STEP
事前アンケートに回答する

ここで現状を書き出すだけでも、頭の中が少し整理されます。

STEP
Zoomで相談する

全国どこからでも参加できますね。受講は必須ではなく、断って終わりにできます。

料金が非公開なぶん、相談の場で聞くことを決めておくと無駄がありません。

無料相談で必ず聞く3つ
  • 総額はいくらで、分割は何回まで使えるか
  • 担当は看護師の現場を知っている人か(元看護師かどうか)
  • 途中でやめたい時の条件(クーリングオフと返金の範囲)

看護師向けページのよくある質問は「転職を前提としない相談を大切にしています」と答えています。断りたければ、初回セッション後3日以内なら全額返金です。

迷っている時間の方が、よほどもったいないです。合わなければ受講しなければいいだけになります。

夜勤明けでも組める・所要30分

土日祝・夜間も予約可/在職中でもOK

クジラボ看護師プログラムのよくある質問

クジラボ看護師の料金はいくらですか?

看護師向けページに金額の記載はありません。ただし教員向けページでは、キャリアデザイン248,000円・転職チャレンジ398,000円(税込)が公開されています。看護師の金額は無料相談後の個別見積もりです。

転職する気がなくても相談していいですか?

問題ありません。公式サイトの表記は「ご相談者の約7割は転職が前提ではありません」。今の職場で働き方を変える相談もできます。

夜勤やシフト勤務でも受講できますか?

受講できますよ。セッションは平日・土日を問わず都度調整するため、シフト勤務でも日程を合わせられます。

無理な勧誘はありませんか?

看護師向けページに勧誘についての記載はありません。断る根拠になるのは、8日以内のクーリングオフと、初回セッション後3日以内の全額返金です。

申し込んだあとにやめることはできますか?

できます。8日以内ならクーリング・オフが可能です。さらに初回セッション実施後3日以内に解約を申し出れば、全額返金されます。

求人は紹介してもらえますか?

紹介はありません。クジラボは求人紹介を行う転職エージェントではないためです。求人を集めたい場合は、無料の看護師転職エージェントと併用してください。

クジラボで「辞める・辞めない」を自分で決められるようになろう

クジラボ看護師の評判を、公式の実物と自分の支援実績の両方から検証しました。

この記事のまとめ
  • 求人を紹介しないから、「今の病棟に残る」も結論に選べる
  • 卒業生インタビュー7人のうち4人は転職していない
  • 年収100万円UPは支援15件中2件。専門性か役職を持っていた人だけ
  • 夜勤を手放した6人は平均43.3万円ダウン。先に許容ラインを決める
  • 弱点は看護師向けの料金非公開と口コミの少なさ。無料相談で3つ聞けば埋まる

夜勤が減れば、日曜の夜に「明日の勤務」を思い出して沈む時間が消えます。見るのが子どもの寝顔だけ、という日も減ります。

年収を上げたいなら、免許の上に何を積んだのかを言葉にするところからです。手術室で磨いた専門性も、師長としての調整も、外では立派な武器になります。

どちらを選ぶにしても、決めるのはあなた自身です。決めるための材料が足りていないだけなら、相談は無料で受けられます。

今すぐ辞める必要はありません。話してみて合わなければ、受講しなければいいだけです。

在職中の相談が前提・職場には伝わらない

完全無料・Zoomで全国対応・土日祝や夜間も予約可

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この記事を書いた人

上場企業の管理職として、人材育成・マネジメント・教育に長年従事。
延べ数百回の採用面接を経験し、転職エージェント事業ではキャリアアドバイザーも兼務してきました。
「採用する側」と「転職を支援する側」の両視点から、特定のサービスに偏らない独立した分析で、データと一次情報に基づく「後悔しない転職判断」をお届けします。

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