ユニゾンキャリアで社内SE・IT事務は狙える?エンジニア45事例

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ユニゾンキャリアで就けるエンジニア職種の内訳を示すアイキャッチ

ユニゾンキャリアに登録したいけど、結局どのエンジニアを紹介されるんだろう…

この記事では、ユニゾンキャリアで実際に就けるエンジニアの職種を解説します。とくに「未経験だから開発は無理そう」「社内SEやIT事務なら入りやすいのでは」と感じている人に向けた内容です。

結論から言うと、ユニゾンキャリアの1歩目はインフラ系が最多で、社内SEとIT事務は入口にありません。

ITで転職に成功して年収が100万円上がれば、手取りは月6万円強増えます。その変化が職種選びで決まることを、数字で説明していきます。

はると

どの職種が何件だったのか、先に数字だけ置いておきます

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項目ユニゾンキャリアの内容
結論1歩目はインフラ系。社内SEとIT事務は入口にない
最多の職種インフラエンジニア(45事例中12件)
系統別インフラ系21件/開発系16件/総称6件/管理・上流2件
社内SE転職後0件。公式は「セカンドキャリア」に分類
IT事務公式サイトに記載なし
未経験の入口難易度★1のサーバー・ネットワーク・QAなど
年収の現実未経験1年目は250万〜350万円程度(公式メディア)
対象20代/希望勤務地が一都三県+大阪府
費用完全無料
公式HPユニゾンキャリア公式

私は元採用面接官として、延べ500回規模の面接を担当してきました。さらに自社内の転職エージェント事業では、キャリアアドバイザーの実務も経験。採用する企業側の事情も、エージェントが裏で何を考えているかも知る立場から、忖度なしで検証します。

この記事を読み終えるころには、自分がどの職種から入るべきかの答えが出ます。

職種が決まっていなくても相談だけでいい

入力30秒・完全無料・断ってもOK

プロフィール(著者情報)

はると(上場企業 管理職/キャリアアドバイザー)、転職メディア『レビューファクト』運営。

人材育成・マネジメント・教育に15年従事し、延べ500回の採用面接、転職エージェント事業でのキャリアアドバイザー業務を経験。「採用する側」と「転職を支援する側」を経験してきた両視点から、「後悔しない転職判断」をお届けします。

当サイトの記事は、厚生労働省:一般職業紹介状況厚生労働省:賃金構造基本統計調査厚生労働省:雇用動向調査国税庁:民間給与実態統計調査厚生労働省:職業安定法 等の公的データと、運営者自身の人材業界・採用業務での実務経験、編集方針に基づくものです。

目次

【結論】ユニゾンキャリアの1歩目はインフラ|45事例で実測

就ける職種はインフラ・開発・上流の3系統に分かれることを示す図

プログラミングは自信ないから、事務寄りの職種を探してるんだけど…

ユニゾンキャリアの転職成功インタビュー45本を数えると、転職後はインフラ系が21件。一方で社内SEは0件、IT事務はどこにも出てきません。

「プログラミングは無理そうだから社内SEかIT事務で」という逃げ道は用意されていません。用意されているのは、インフラという別の入口です。

はると

逃げ道がないのではなく、入口が別の場所にあるだけです

インフラは土台、開発はその上|社内SEは3系統の外

3つの系統は、担当する場所がまるで違います。

エンジニア3系統の守備範囲
  • インフラ系:サーバーやネットワークという土台をつくり、動かし続ける
  • 開発系:その土台の上で動くシステムやアプリをつくる
  • 管理・上流系:何をつくるかを決め、進行を管理する

公式サイトのメディアでも、職種はこの分け方で整理されています。

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系統公式の分類に入っている職種
インフラネットワーク/サーバー/データベース/セキュリティ/クラウド
開発Web/サーバーサイド/アプリケーション/フロントエンド/QA/テスト/組み込み/バックエンド
管理・上流PL/PM/ITコンサルタント/ブリッジSE/PMO
その他社内SE/ITヘルプデスク/セールスエンジニア/フィールドエンジニア

社内SEとITヘルプデスクは、開発でもインフラでもなく「その他エンジニア職種」。この配置が後半で効いてきます。

求人票の「経験3年以上」を自分の実力に翻訳するならIPA:スキル標準が便利です。

20代で一都三県か大阪なら、相談だけでも価値がある

支援を受けられるのは20代で希望勤務地が一都三県か大阪府の人。当てはまるなら職種が決まっていなくても相談する価値があります

支援を受けられる3条件
  • 年齢:20代(20〜29歳)
  • 勤務地:東京・埼玉・千葉・神奈川・大阪府(今の住まいは問われない)
  • 学歴:申込フォームの最終学歴は中卒から大学院卒まで選べる(学歴で門前払いする作りになっていない)

相談だけでも本当にいいの…?断るのが気まずくならないかな

面談は準備不要でオンライン完結、断っても構いません。相談しながら決めるほうが遠回りになりません。

参考記事:ユニゾンキャリアは未経験でも内定できる?0円スクールの真実

この記事の数字の集計方法
  • 対象:公式サイトの転職成功インタビュー全47本(2026年8月時点)
  • 数えた場所:各ページの「Before/職種」「After/職種」欄
  • 母数:職種欄がある45本(欄のない2本は除外)

開発志望でも、決まった人の約半分はインフラ系

45本を系統ごとに数えた結果が、次の表です。

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系統件数内訳
インフラ系21件インフラ12/サーバー4/上流のインフラ2/SIerのインフラ1/クラウド1/クラウド含むインフラ1
開発系16件開発4/システム5/Web2/アプリケーション1/自社開発1/組み込み1/Salesforce1/データ1
総称表記6件職種名が「ITエンジニア」とだけ書かれているもの
管理・上流2件PM1/ITコンサルタント1

インフラ系だけで45本の約47%を占めます。

半分近くインフラなんだ…開発のほうが多いと思ってた

Googleマップの口コミも同じ傾向です。2026年8月10日時点の★4.8・597件に紐づくタグは「インフラエンジニア」27件が最多でした。

はると

求人票を眺めるより、決まった人の経歴を見るほうが早いです

漁師も看護師も通った|IT以外27人の行き先

前職がIT職ではない人は27人で全体の6割。職歴は次のとおりです。

エンジニアになった27人の前職
  • 接客・販売系:飲食店員、飲食店の接客、販売職、携帯販売、ホテル営業
  • オフィス系:コールセンター5人、営業事務、事務職、証券会社の営業、広告営業2人
  • メーカー・商社系:住宅設備機器の総合商社、機械部品メーカー
  • 専門職・公務系:看護師、公務員2人、少年院の職員、検査・品質管理
  • その他:漁師、フルートの先生、フードデリバリー、芸能活動、フリーター

漁師とフルートの先生が同じ一覧に並ぶ職歴の幅は、他社の成功事例ではあまり見ません。

この27人の行き先もインフラ系が12人で最多、次いで総称表記5人・開発4人・SE3人。公式のFAQも、未経験からの転職に正面から答えています。

エンジニアになれます!前職が接客業や営業職など、他の業界・職種出身の方もITエンジニアとして内定を獲得しています。

引用:ユニゾンキャリア公式サイト

ただしこの45本は会社が選んで公開した成功事例です。「うまくいった人の分布」として読んでください。

社内SEは入る場所ではなく、出ていく場所だった

え、社内SEって1件も無いの…?

いちばん驚いたのがここです。転職後の職種に社内SEは1件もなくITヘルプデスクもIT事務も0件でした。

そのかわり、社内SEは「転職前」の職種として1件だけ登場します。社内SEからインフラエンジニアへ移った人です。

つまり社内SEは、入る場所ではなく出ていく場所として記録されていました。

参考記事:ユニゾンキャリアの求人数は非公開|求人検索もできない仕組み

45人が通った道の、どこに自分が乗れるか

完全無料・20代の一都三県+大阪府が対象

ユニゾンキャリアの1歩目がインフラなのは難易度★1だから

インフラが入口になる理由を難易度と年収の伸び方で示した図

なぜ入口がインフラに寄るのか。答えは公式が自分で書いています。

公式が入りやすいと置くのはサーバーとネットワーク

運営元は自社メディアでITエンジニア26職種の年収と転職難易度を公開しています。★が少ないほど入りやすい職種です。

技術の潮目は総務省:情報通信白書を追うとつかめます。

同じページの「未経験におすすめの職種」は、7位まで次の顔ぶれです。

公式「未経験者におすすめの職種」7選
  1. サーバーエンジニア(インフラ)
  2. ネットワークエンジニア(インフラ)
  3. QAエンジニア(開発)
  4. アプリケーションエンジニア(開発)
  5. バックエンドエンジニア(開発)
  6. セキュリティエンジニア(インフラ)
  7. データベースエンジニア(インフラ)

上位2つがインフラで固まり、7つのうち4つがインフラ系。そして社内SEもITヘルプデスクも、この7つに入っていません。

現在の市場の動向から開発系のエンジニアよりインフラ系のエンジニアの転職の難易度が低めになっています。

引用:ユニゾンキャリア公式メディア「ITエンジニア26種類」

自社メディアで「こちらのほうが入りやすい」と明言しているのは正直だと思います。企業側もDX人材が足りず、経験者だけを待っていられません。

なおこの年収は出所が国税庁・厚労省・doda等とバラバラです。序列の目安であって、1円単位で比べる数字ではありません。

年収が高いクラウドは入口ではなく2歩目で伸ばす先

インフラ系は公式の分類では5つに分かれ、入りやすさと年収はかなり違います。

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職種年収難易度公式の説明
ネットワーク458万円★1競争率が低いため難易度は低い
サーバー502万円★1最初の仕事はそれほど難しくない
データベース476万円★2未経験採用は少ないがゼロではない
セキュリティ525万円★2未経験採用は少ない
クラウド610万円★3未経験からはかなり厳しい

年収がいちばん高いクラウドは、入口ではありません。公式も、クラウドはインフラエンジニアの延長線上の職種だと書いています。

はると

入口はネットワークとサーバー。クラウドは、そこから伸ばす先です

入口は監視と運用|夜勤とシフト勤務は避けて通れない

インフラの1歩目はいきなり設計ではなく、サーバーやネットワークを見張る監視業務と障害の一次対応がスタートです。

24時間動き続けるシステムを守る仕事なので、シフト勤務や夜勤が入る現場もあります。

「やめとけ」と言われる4つの理由
  • シフト・夜勤で生活が不規則になる
  • 最初は監視や一次対応が中心で作業が単調
  • 初年度の年収が思ったより低い
  • 学習を止めるとスキルが伸びない

どれも事実です。ただしそれは入口の1〜2年の話で、その間に障害対応の場数とCCNA・LPICが手に入ります。

私が支援した20代の男性は、派遣でインフラ監視をしながら資格を取りました。監視から構築補助まで担当する会社へ移り、年収は320万円から430万円です。

※この記事に出てくる「私が支援した人」は、私がキャリアアドバイザーとして担当した個人の事例です。ユニゾンキャリアの実績ではありません。

派遣で終わると思っていた経験も、資格と組み合わせると評価された。それが本人の言葉です。

はると

監視の経験は、資格とセットにすると急に武器へ変わります

年収が上がるのは職種を変えた人でなく工程を上げた人

未経験エンジニアの1年目は、運営元が出している数字で250万〜350万円程度です。

では、どこで上がるのか。上がるのは職種を変えたときではなく、担当する工程が上がったときです。

職種を変えれば上がる、じゃないんだ…

公式の「スキル・年収アップ事例」では、監視・運用から設計・構築へ移った人が330万円から450万円になっています。ネットワークの経験1年で+120万円です。

年収が上がる2つのルート
  1. 工程を上げる:監視・運用 → 設計・構築で+120万円(公式事例)
  2. 業界を移る:情報通信業は全産業平均より月6万5,000円ほど高い

出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」産業別の所定内給与額

工程が上がると手取りは月6万円増え、夜勤も減る

20代でこのレールへ乗れるかどうかで、30代前半の景色が変わります。年収100万円の差は手取りで月6万円強です。

家賃をもう一段いい部屋に上げても、月2万円を将来のために積み立てられる。さらに大きいのは時間で、監視の夜勤から設計・構築に移ると日勤中心の求人が一気に増えます

工程が上がると、生活のここが変わる
  • 金曜の夜に予定を入れられる(シフト待ちがなくなる)
  • 日曜の夜に翌週のシフト表を確認しなくていい
  • 土日祝休みの求人が選択肢に入ってくる

この状態は職種ではなく、担当する工程で決まります。

監視から設計まで、何年で届くのか聞く

元エンジニアのアドバイザーが在籍・相談だけでOK

ユニゾンキャリアの開発は狙えるが年収はインフラと同じ

開発職を狙う条件と、給与が系統で変わらないことを示す図

「どうせなら開発がやりたい」という声もよく耳にするのです。開発系は45事例で16件あり道はありますが、入り方に条件が付きます。

開発は難易度★4|資格を取ってから臨むのが無難

やっぱり開発のほうがかっこいいし、給料も高そうだけど…

開発系の難易度は公式の表でも高めで、システムエンジニアとフロントエンドは★4、アプリケーションは★3。競争率が高く、未経験で挑むならJava Silverなどの資格を取ってから臨むほうが無難です。

スクールでWebサイトを1本作った程度では評価されない、と公式が書いています。求人を紹介したい会社がここまで書くのは珍しいことです。

開発系の主な職種は、難易度の低い順に次のとおりです。

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職種年収難易度公式の説明
テスト367万円★1未経験を受け入れる企業が比較的多い
QA578万円★1需要が高いのに競争率が低い
アプリケーション526万円★3人気職種で希望者が多い
バックエンド416万円★3未経験なら準備が必要
システム485万円★4実務経験がないと難しい
フロントエンド611万円★4技術の移り変わりが激しい

開発で狙うならQA|年収578万円で難易度★1

意外なのはQAエンジニアで、578万円という年収でありながら難易度は★1。複雑なシステムほどバグは起きやすく、QAの需要はむしろ高まっています

QAエンジニアが穴場になる3つの理由
  • 年収578万円は26職種で上から10番目(テスト367万円との差は211万円)
  • 難易度は★1=サーバー・ネットワークと同じ入りやすさ
  • 公式の「未経験におすすめ」ランキングでも3位

私が支援した人にも、テスト実行だけを任されていた20代の男性がいました。彼はQAエンジニアへ移り、330万円から450万円になっています。

ただチェックする人から、品質を作る人に変わった。それが本人の言葉でした。

開発に行けた10人の共通点は、数字か手順の経験

IT以外の前職から開発系に進んだ人は10人。その内訳に共通点があります。

IT以外から開発系に進んだ人の前職
  • 営業事務 → 開発エンジニア
  • 看護師 → 開発エンジニア
  • 広告営業 → データエンジニア
  • 機械部品メーカー → Webエンジニア

いずれも前職で数字や手順を扱う仕事をしていた人で、パソコンが得意だった人ではありません。

私が採用面接をしていたときも、職種を絞れている人ほど通していました。見ていたのは過去に何をやった証拠があるかです。

開発を狙うなら、資格でも学習履歴でもいいので証拠を1つ持っていく。それだけで面談の景色が変わります。

開発とインフラで給料は変わらない

ここは誤解が多い部分です。インフラエンジニアも開発エンジニアも、給料は変わりません

求人を紹介したい運営元自身が、自社メディアで「どちらでも変わらない」と書いています。稼ぎたいなら、インフラも候補に入れるべきです。

実際、難易度★1のサーバーエンジニアは502万円、★4のシステムエンジニアは485万円。入りやすいほうが高く出ている逆転すら起きています。

はると

入りにくい職種ほど高い、という思い込みは外していいです

提示される年収は、面談で必ず確認できます。職業紹介には、賃金を含む労働条件の明示義務があるからです。

職業紹介事業者は、原則として求職者と最初に接触する時点までに、以下に掲げる事項等を、求職者に明示しなければなりません。

引用:山口労働局「職業紹介事業者を利用する際の主なポイント」

だからこそ、職種は「かっこよさ」ではなく「入れて、伸ばせるか」で選ぶべきです。ここを間違えると入社後にズレが出て、入ってからでは簡単に直せません。

レビューファクト(当メディア)調べでは、入社前に確認すべきだったと答えた項目の3位が「配属先・職務内容」で24%でした(全国20〜49歳・転職を経験した正社員/2026年6月/n=100)。給与や残業に目が行きがちですが、何をする職種なのかを詰めきれなかった後悔は、それに次ぐ大きさで残ります。

開発とインフラ、自分ならどちらが通るか

IT業界に精通したアドバイザーが職種から解説

社内SEは2歩目・IT事務は0件|入口にならない2職種

社内SEが1歩目ではなく2歩目の職種であることを示す図

社内SEとIT事務は、どちらも1社目では現実的ではありません。公式の分類と実績が、そう言っています。

難易度★3・年収502万円|公式が「未経験は厳しい」と明記

26職種一覧で社内SEは「その他」に分類され、年収502万円・難易度★3。説明欄には次の2つが並びます。

公式が書いている社内SEの条件
  • 未経験からの転職は厳しい
  • エンジニアとしてひとりである程度なんでもできるレベルの人材が求められる

決定的なのは掲載場所です。社内SEは「未経験者におすすめ」に入っておらず、置かれていたのは「セカンドキャリアにおすすめ」の表でした。

セカンドキャリア、つまり2社目以降。公式自身が社内SEを「2歩目の職種」として扱っています。

はると

狙えないのではなく、順番が決まっているという話です

「社内SEは楽そう」のイメージが実務と食い違う

私が支援した社内SEの人は、社内でたったひとりの担当。パソコン設定も問い合わせも障害対応もベンダー折衝も全部その人の仕事で、休日にも連絡が来ます。

彼は複数名体制の情報システム部へ移り、年収は500万円から560万円に上がりました。

ひとりで全部抱えるのが普通じゃないと知れた。それが本人の感想でした。

社内SEのイメージと実務のズレ
  • 想像=自社システムの企画/実務=パソコン設定とアカウント発行
  • 想像=定時で帰れる/実務=障害が起きれば休日でも呼ばれる
  • 想像=ひとりで気楽/実務=ひとり情シスは相談相手がいない

社内SEはインフラで実務を積んでから移るのが最短

じゃあ社内SEは諦めるしかないってこと…?

そうではなく、順番を踏めば狙える職種になります。私が支援した20代後半の男性も、SES企業で案件ごとに仕事内容が変わることに疲れていました。

彼が移ったのはメーカーの社内SEで、年収は390万円から480万円に上がっています。

はると

社内SEは「1歩目で入る職種」ではなく「2歩目で移る職種」です

公式が言う「ひとりである程度なんでもできる」に近づいてから応募したので、彼は通りました。

社内SE志望が面談で聞く2つ
  1. 今の経歴で通る社内SE求人はありますか
  2. 無いなら、何年・どの工程まで積めば届きますか

IT事務は公式サイトの4か所すべてで0件だった

ユニゾンキャリアIT事務という職種はありません。調べた4か所すべてで0件でした。

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調べた場所「IT事務」のヒット
固定ページ公式の全20枚で 0件
成功事例インタビュー47本で 0件
職種一覧26職種の記事で 0件
サイト内検索記事は見つかりませんでした

一方で「事務職」と検索すると「営業事務から開発エンジニア」という転職事例が出てきます。

事務は出発点として登場し、到達点としては登場しない。求人の中身は非公開ですが、看板にも実績にも一切出てきません

はると

看板に無いものを期待して登録すると、面談で肩透かしになります

IT事務に近いのはヘルプデスク|年収393万円の位置づけ

「事務寄りの仕事」に近いのはITヘルプデスクです。年収393万円・難易度★1で、資格も経験もなく転職できます。

入りやすさは本物です。ただし、その先が続きません。

ヘルプデスクを選ぶ前に知っておくこと
  • 公式の説明に「エンジニアとしてのスキルが磨きにくく競争率が低い」とある
  • 年収393万円は26職種で下から2番目
  • 45事例にヘルプデスクへ就いた人は1人もいない
はると

入りやすさと、その後の伸びしろは別物です

情報システム部という肩書きで、実態はトラブル対応が中心という相談者もいました。彼はIT企画部門へ移り、年収は480万円から620万円です。

便利屋の情シスから、会社のITを考える仕事へ。事務寄りを選んだのに休日も呼ばれる、という着地はここで分かれます。

事務でホワイトを狙うなら、職種より会社を変える

ユニゾンキャリアは事務職を紹介しません。ただ評価されるのは職種名ではなく担当した中身なので、事務の経験が無価値ということはありません。

年収280万円の一般事務だった20代女性は「私にITなんて無理です」と言っていましたが、担当範囲を聞くとこうでした。

「私にITなんて無理」と言った人の実務
  • 問い合わせ対応=ヘルプデスクの原型
  • 顧客への説明=技術を翻訳する力
  • 資料作成=手順を整理する力

彼女はIT企業へ移り年収は390万円、土日休みのまま週2日のリモートも付きました。待遇を変えたのは職種名ではなく、業界の選び方です。

IT事務を探していた人の3つの進路
  • エンジニアに切り替える:入口はインフラ。年収の伸びしろがいちばん大きい
  • ヘルプデスクから入る:入りやすいが年収393万円で頭打ちになりやすい
  • 事務のままIT業界へ移る:職種は変えず、業界だけ変えて給与水準を上げる

法律でも、前職を理由にした差別は禁じられています。

何人も、人種、国籍、信条、性別、社会的身分、門地、従前の職業、労働組合の組合員であること等を理由として、職業紹介、職業指導等について、差別的取扱を受けることがない。

引用:職業安定法 第三条(e-Gov法令検索)

事務出身であることは、面談で隠す必要のない情報です。

社内SEまで何年かかるか、逆算してもらう

入社後のキャリアまで解説してもらえる・費用は0円

希望職種はSES配属で変わる|面談の5問で先に潰す

配属で仕事が決まる仕組みと面談で確認する項目を示す図

最後に、職種を決めても油断できない話をします。内定した職種と実際の仕事がずれる仕組み、SESです。

決めた職種が変わる最大の経路は、配属先

SESって聞くけど、結局なにが問題なの…?

SESは、エンジニアが客先に常駐して働く契約形態。雇用は自分の会社、働く場所は取引先で、何をするかは配属先のプロジェクトで決まります

公式インタビュー47本のうち本文にSESが出るのは16本。抜けた話も含むので、就いた人数として読まないでください。

私が支援した20代の男性は、SES企業で現場が頻繁に変わり任される仕事はテストばかり。希望を出しても通らなかったそうです。

希望を出しても通らないことがあるんだ…

彼は自主学習でポートフォリオを作りました。自社開発企業のジュニア枠へ移り、年収は330万円から400万円です。

配属先が曖昧な求人ほど、入社後のギャップになる

SESそのものが悪だとは思いません。ただ職種を自分で選びたいなら、配属の仕組みは知っておくべきです。

職種がずれる3つの場面
  • 入社前に配属先が決まっていない=仕事内容は入ってから決まる
  • 現場が変わるたびに担当が変わる=経験が積み上がらない
  • 希望を出しても、空いている案件が優先される

レビューファクト(当メディア)調べでは、入社後にギャップを感じた人が挙げた「見抜けなかった危険サイン」に、「配属先・職務内容の曖昧さ」が18%で入っていました(全国20〜49歳・入社後にギャップを感じた正社員/2026年6月/n=100)。別の設問では、20代の7割半が入社後にギャップを感じたと答える傾向も出ています(74.8%・n=135)。職種名だけで決めると、ここに当たります。

参考記事:ユニゾンキャリアの評判は怪しい?口コミでわかる未経験×SESの真相と向く人

同意なしの応募はしない|職種を勝手に決められない

ユニゾンキャリアは公式サイトで大量応募・同意なしの応募はしませんと約束しています。賞与額や案件比率まで伝える方針も出ており、これはSESの構造を分かっている会社の書き方です。

公式が約束していること
  • 大量応募はしない
  • 同意なしの応募はしない
  • 賞与額や案件比率など、求人票に載らない情報まで伝える

求人情報の表示には、法律の定めもあります。

職業紹介事業者(中略)は、(中略)求人若しくは労働者の募集に関する情報(中略)を提供するときは、当該情報について虚偽の表示又は誤解を生じさせる表示をしてはならない。

引用:職業安定法 第五条の四(e-Gov法令検索)

嘘や誤解を招く求人表示は禁じられています。遠慮なく確認して構いません

面談で配属先まで引き出す5つの質問

職種を確定させたいなら、次の5つを聞いてください。

職種を確定させる5つの質問
  1. この経歴で今すぐ通る職種はどれですか
  2. 紹介される求人は自社開発ですか、SESですか
  3. 配属先は入社前に決まりますか
  4. 最初の1年は具体的に何をしますか。夜勤はありますか
  5. 3年後に年収がいくらになった人が多いですか

3番目と4番目が本命です。ここが曖昧なまま話が進む求人は、入社後にずれます。

私も、紹介すれば売上になる案件を数字で見られる環境が苦手ならおすすめしませんと止めたことがあります。

エージェントは入社が決まらないと報酬になりません。それでも言うべきことはあり、結果その人は別の会社を選びました。

担当の地力は5番目の質問で分かる|濁されたら見送る

はると

止めてくれる担当かどうかは、5番目の質問で見分けられます

いいアドバイザーは、聞けば苦労する場所まで話します。数字で答えられるかどうかが、担当の地力です。

もう1つ、面接官が良い人でも配属先の上司が同じとは限りません

遠慮して聞かなかった項目が、入社後に効いてきます

参考記事:ユニゾンキャリア登録の全7問|履歴書不要・面談は私服でいい

この5問に答えられる会社なら任せて大丈夫で、濁されたら見送れば済みます。見送る判断ができるだけでも、面談を受ける価値ありです

5つの質問を、そのまま面談で使ってください

LINEでも相談可・断っても費用は一切かからない

ユニゾンキャリアのエンジニア職種でよくある質問

触れきれなかった疑問を、6つまとめて片付けます。

ユニゾンキャリアで一番多いエンジニア職種は何ですか?

インフラエンジニアです。公式の転職成功インタビュー45本で、単独12件・サーバーやクラウドを含むインフラ系全体では21件と約半数を占めました。開発系は16件。会社が選んだ事例なので平均ではありませんが、重心はインフラ側にあります。

ユニゾンキャリアで社内SEになれますか?

1社目では現実的ではありません。転職難易度は★3で、掲載場所も「セカンドキャリアにおすすめ」の表。45事例でも社内SEになった人は0件でした。インフラや運用で数年の実務を積んでから狙う職種です。

ユニゾンキャリアにIT事務の求人はありますか?

ありません。公式の固定ページ20枚・インタビュー47本・職種一覧記事・サイト内検索のすべてで0件でした。近いのはITヘルプデスクですが、年収393万円と低めで、45事例で就いた人もいません。

インフラエンジニアは夜勤があるのでしょうか?

入口の1〜2年は、シフト勤務や夜勤が入る現場があります。ただし監視や運用から設計・構築へ移ると、日勤中心の求人が増えます。面談で「最初の1年の勤務時間」を必ず確認してください。

ユニゾンキャリアの年収アップ率93%は未経験にも当てはまりますか?

当てはまりません。この93%は注記のとおりエンジニア実務経験者だけを母数にした数字で、未経験者は入っていません。未経験の1年目は250万〜350万円程度、伸びるのは工程が上がる2歩目からです。

職種が決まっていない状態で相談してもいいですか?

問題ありません。準備はいらず、悩み相談でも歓迎されます。むしろ決まっていない人ほど、元エンジニアのアドバイザーに職種の違いを聞く価値があります。対象は20代で希望勤務地が一都三県か大阪府の方です。

はると

疑問が消えたら、あとは自分の求人を見せてもらうだけです

まとめ|職種名より3年後の年収と働き方で決めよう

結局、私はどの職種を目指せばいいの?最後にまとめてほしい…

公式の45事例で数え直した結論は1歩目はインフラ系、社内SEは2歩目。そしてIT事務は看板にも実績にも出てきません

この記事の結論
  • 45事例の最多はインフラエンジニア12件、インフラ系で21件
  • 社内SEは転職後0件。公式は「セカンドキャリア」に分類
  • IT事務は公式サイトに1語も存在しない
  • 年収が伸びるのは職種を変えたときではなく、工程が上がったとき

逆に、事務職として働き続けたい人や地方勤務だけを希望する人は、別のサービスを軸にしたほうが早く進みます。

職種の名前は、3年後のあなたを説明してくれません。説明してくれるのは、どの工程を任され、いくらもらい、何時に家へ帰れているかです。

知るのに費用はかからず、断ることもできます。今日は自分の経歴で通る職種を1つ教えてもらうだけで十分です。

職種が決まる前に、話すだけ話してみる

今日は相談だけでOK・完全無料で退会も自由

参考記事:ユニゾンキャリアはなぜ無料?料金0円のカラクリと3つの注意点

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上場企業の管理職として、人材育成・マネジメント・教育に長年従事。
延べ数百回の採用面接を経験し、転職エージェント事業ではキャリアアドバイザーも兼務してきました。
「採用する側」と「転職を支援する側」の両視点から、特定のサービスに偏らない独立した分析で、データと一次情報に基づく「後悔しない転職判断」をお届けします。

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