
動画編集もWebも学べるコースって、結局どっちつかずになりませんか?
この記事では、Winスクールの「WEB・映像スペシャリスト」を公式3ページから読み解きます。8講座147時間の中身と、652,300円が制度でいくらまで下がるのかを並べ直しました。
とくに「今より年収を上げたい」人や、「納期に追われる働き方から抜けたい」人に読んでほしい内容です。
結論から言うと、このコースで手に入るのは「動画が動くWebサイト」をひとりで仕上げる力。Winスクールの映像系コースで、Web側まで手が届くのはこれだけです。
- web映像スペシャリストは税込652,300円・90分×98回=147時間・受講期限12ヶ月の8講座セット
- 同じ範囲を単科でバラ買いすると951,500円。セットのほうが299,200円安い
- 教育訓練給付で実質552,300円。ただし在職中なら実質200,000円の別ルートがある
- 最後の1枠が「作品」か「資格」かで、就職での効き方が変わる
年収が100万円上がれば、額面で月8万円ほど。税や社会保険を引いた手取りでも月6万円前後が残ります。
金曜の夜に「明日も休日出勤か」とため息をつく生活から、土曜の朝に家族と出かける生活へ。その距離を数字で測ります。



652,300円の中身、先に1枚で見せますね
| 項目 | WinスクールのWEB・映像スペシャリスト |
|---|---|
| 結論 | 映像デザイン5コースで唯一、Web制作まで含む総合コース |
| 総額 | 税込652,300円(受講料605,000円+入学金19,800円+教材費27,500円) |
| 学習量 | 90分×98回=147時間/受講期限12ヶ月 |
| 中身 | Premiere Pro・After Effects・Illustrator・Photoshop・HTML&CSS・JavaScript&jQuery・映像制作概論+実習1枠 |
| 給付後 | 教育訓練給付20%で実質552,300円(支給は上限100,000円) |
| 安く通う道 | 在職中で転職前提なら、別の認定講座で実質200,000円という選択肢もある |
| 学び方 | 教室もオンラインも対応。パソコンとソフトは教室のものを使える |
| 向いている人 | 動画とWebを絞りきれない人/1年かけて土台から作り直したい人 |
| 向かない人 | 3ヶ月で転職したい人/動画編集だけで足りる人 |
| 目指せる職業 | 映像デザイナー・Webデザイナー・グラフィックデザイナー |
| 公式HP | Winスクール公式 |
私は元採用面接官として延べ500回規模の面接を担当し、キャリアアドバイザーとして300件以上の転職を支援してきました。求人票と講座パンフレットの「書かれ方」の癖を、両側から見てきた立場で検証します。
読み終えるころには、このコースに652,300円を払う価値が自分にあるかどうか、答えが出ます。
\ 約1時間・オンライン参加OK/
完全無料・全国の教室+オンライン対応・1991年設立
はると(上場企業 管理職/キャリアアドバイザー)、転職メディア『転職ファクト』運営。
人材育成・マネジメント・教育に15年従事し、延べ500回の採用面接、転職エージェント事業でのキャリアアドバイザー業務を経験。「採用する側」と「転職を支援する側」を経験してきた両視点から、「後悔しない転職判断」をお届けします。
当サイトの記事は、厚生労働省:一般職業紹介状況、厚生労働省:賃金構造基本統計調査、厚生労働省:職業情報提供サイト job tag、厚生労働省:教育訓練給付制度、総務省統計局:労働力調査 等の公的データと、運営者自身の人材業界・採用業務での実務経験、編集方針に基づくものです。
【結論】web映像スペシャリストは動画×Webの総合コース


WEB・映像スペシャリストは、Winスクールのグラフィックデザイン・映像デザイン部門にある全10コースの1つ。そのなかでいちばん重いコースです。
重い理由は単純で、映像編集とWebサイト制作という別ジャンルを1本に束ねているから。Winスクールの公式ページでも、この2つを1本で扱うのはこのコースだけです。
8講座147時間で「動画が動くWebサイト」まで作れる
このコースに含まれる講座は8本。狙っているのは、映像を組み込んだ一段上のWebサイト制作です。
Web・グラフィック・映像に必須のソフトを基礎から学び、映像を交えた一段上のWebサイト制作まで届く設計です(セット講座の一覧)。
映像側がPremiere ProとAfter Effects、デザイン側がIllustratorとPhotoshop、Web側がHTML&CSSとJavaScript&jQuery。そこに映像制作概論と実習枠が乗ります。
企業のPR動画を編集し、その動画を埋め込んだレスポンシブサイトを自分で組む。ここまでが1人でできるようになる設計です。
652,300円・98回・12ヶ月という現実的な重さ
金額と時間を先に置きます。ごまかさずに書くと、決して軽い買い物ではありません。
| 項目 | 公式表記(税込) |
|---|---|
| 受講費用 | 652,300円(受講料605,000円+入学金19,800円+教材費27,500円) |
| 受講時間 | 90分×98回(147時間) |
| 受講期限 | 12ヶ月 |
| 受講形式 | 教室・オンラインどちらも対応 |
| 制度 | 教育訓練給付・リスキリング支援ともに対象講座 |
98回というのは、週2回のペースで通って49週。受講期限の12ヶ月に対して、余白は3週間ほどしかありません。
「1年あるから大丈夫」と構えていると、後半で必ず苦しくなります。
向く人・向かない人を先に分ける
652,300円は、生半可な気持ちで払う額ではありません。だから最初に線を引きます。
- 向く/動画とWebのどちらかに絞りきれない
- 向く/制作会社ではなく事業会社の中で作る側に回りたい
- 向く/1年かけて土台からやり直す覚悟がある
- 向かない/3ヶ月で転職を決めたい
- 向かない/動画編集の副業だけができれば十分
- 向かない/週2回の受講時間を確保できない
動画編集だけでいいなら、33時間・237,600円のコースで足ります。無理にこのコースを選ぶ理由はありません。



申込時に何も言わないと、資格ルートで組まれます。ここ、意外と知られてません
web映像スペシャリストで何が作れる?8講座147時間の中身


ここがこの記事の本題です。「何が作れるか」は、8講座それぞれのカリキュラムを見ればはっきりします。
Winスクールは各講座の学習項目まで公開しているので、そこから逆算しました。
映像側|Premiere ProとAfter Effectsで作れるもの
映像の柱は2本。Premiere Proが編集、After Effectsが合成とアニメーションを担当します。
| 項目 | Premiere Pro CC | After Effects CC |
|---|---|---|
| 役割 | 編集と色づくり | 合成とアニメーション |
| 時間 | 21時間 | 21時間 |
| 学習項目 | 素材の読み込みと管理/キーフレーム/トランジションとエフェクト/カラーグレーディング/エッセンシャルグラフィックス/オーディオの調整/書き出し | 合成の基本操作/レイヤー/ペイント/アニメーション/エフェクト/出力 |
カラーグレーディングとエッセンシャルグラフィックスが入っているのが大きい。テロップを載せるだけの動画編集と、色まで作り込む映像制作は、仕上がりの差が一目でわかります。
After Effects側では、ロゴが動くオープニングや、文字が組み上がるモーションを自分で作れるようになります。
Web側|HTML・CSSとJavaScriptで作れるもの
Web側も2本立て。こちらは「見た目を作る」と「動きをつける」で役割が分かれています。
| 項目 | Webサイト制作 | JavaScript&jQuery活用 |
|---|---|---|
| 役割 | 見た目を作る | 動きをつける |
| 時間 | 30時間 | 21時間 |
| 学習項目 | 【基礎編】文書構造/CSS/ボックスモデル/疑似クラス/フォームの作成/レスポンシブWebデザイン/ファイルのアップロードとWebページの公開 【応用編】SVG/CSSグリッドレイアウト/高度な視覚表現/ブラウザのデバック/SEO | 基本文法/jQueryの活用/お問い合わせフォームの作成/フィルター機能/求人サイトの作成 |
注目したいのは、HTML・CSS講座に「ファイルのアップロードとWebページの公開」まで入っている点。手元で完成させて終わりではなく、公開までが範囲に入っています。
JavaScript側で進むのは、求人サイトの制作実習。作品として見せられる形が、ここで1つ手に入ります。
映像を外してWeb制作に寄せた105時間版が、WEBマスターという兄弟コースです。
参考記事:Winスクールwebマスターの真相|5講座105時間で44万円
「映像制作概論」だけ個人向けの講座ページがない
8講座を1つずつ照合していて、1本だけ様子が違うものがありました。「映像制作概論」です。
Winスクールの個人向け講座一覧に、この講座は載っていません。実体は法人研修向けのeラーニングです。
扱うのは映像制作の基礎技術と、仕事の概要と流れ。業界で働くための基礎知識を体系的に学ぶ枠です(映像制作概論講座)。
- 視聴時間/約4時間
- 章立て/1章 制作の流れ・2章 撮影実践編・3章 編集・4章 納品
- 単体の受講料/税抜10,800円(税込11,880円)
ソフトの操作ではなく、撮影から納品までの仕事の流れを扱う内容。ここが入っているかどうかで、「編集オペレーター」と「制作をわかっている人」の差がつきます。
公式が時間を出している7講座を足すと144時間・96回。コース全体の147時間・98回との差にあたる3時間・2回分が、この映像制作概論の枠です。eラーニング版の約4時間ぶんの内容が、教室のコース上は90分×2回に組み直されています。
Winスクールの法人研修実績には、WOWOW・ドワンゴ・バンダイ・博報堂・サイバーエージェントが並びます。研修先の顔ぶれは、カリキュラムの現場感の裏づけです。
完成イメージ|動画入りのLPを最初から最後までひとりで
8講座を足すと、作れるものの輪郭がはっきりします。147時間で登る階段は4段です。
IllustratorとPhotoshopで、ロゴ・バナー・サイトのデザインカンプを作ります。
Premiere Proで商品紹介動画を編集し、After Effectsでロゴアニメを付けます。
HTML&CSSで、スマホにも対応したランディングページを組み上げます。
JavaScript&jQueryで問い合わせフォームと動きを実装し、そのまま公開まで持っていきます。
企画から公開までを1人で回せる状態。これが147時間のゴールです。
外注に出せば動画1本とLP1枚で数十万円かかる仕事を、自分の手の内に入れることになります。
参考記事:Winスクールのwebデザイナーは6コース|1つは給付対象外
\ 作りたい物を話すだけでコースが決まる/
相談は無料・所要約1時間・オンライン可
web映像スペシャリストの料金|実質いくらになるか


ここからお金の話です。Winスクールは講座ページに総額を出しているので、隠れた費用を心配する必要はありません。
問題は「その652,300円が、制度を使うといくらまで下がるか」です。
総額652,300円の内訳
受講費用は3つの合計。他のスクールは入学金や教材費が別建てになっていることが多いので、ここは並べて確認する価値があります。
| 内訳 | 金額(税込) |
|---|---|
| 受講料 | 605,000円 |
| 入学金 | 19,800円 |
| 教材費 | 27,500円 |
| 合計 | 652,300円 |
追加請求はありません。支払いページの原文は「上記以外にかかる費用は原則ございません」です。
支払いは最大12回まで金利手数料が無料の分割に対応。652,300円を12分割すると、月々約54,400円になります。
単科でバラ買いすると951,500円になる
セット価格が得かどうかは、単科の合計と比べれば決着します。実際に足しました。
| 分野 | 単科の講座と税込価格 |
|---|---|
| 映像 | Premiere Pro CC 171,600円/After Effects CC 171,600円 |
| デザイン | Illustrator CC 133,100円/Photoshop CC 133,100円 |
| Web | Webサイト制作 239,800円/JavaScript&jQuery活用 138,600円 |
| 実習 | デザイン制作実習 82,500円 |
| 合計 | 951,500円(入学金の重複6回分を控除) |
差額は299,200円。しかもこの951,500円には、8本目の映像制作概論が入っていません。
Winスクールの表示は「講座単体を8つ受講するより約330,000円もお得」。入学金を8回分カウントした計算なので数字は違いますが、どちらの数え方でもセットのほうが安いという結論は変わりません。
教育訓練給付20%で実質552,300円
WEB・映像スペシャリストは、厚生労働省の教育訓練給付(一般)の対象講座です。
給付金ページに載っているハローワークの支給予定額は100,000円。受講料の20%は121,000円ですが、制度の上限が100,000円なので頭打ちになります。
| 教育訓練給付を使う場合 | 金額(税込) |
|---|---|
| 総額 | 652,300円 |
| 支給予定額 | 100,000円 |
| 実質負担 | 552,300円 |
| 条件 | 雇用保険に1年以上加入/受講開始時点で在職中または離職後1年以内 |
この制度は転職するかどうかを問われません。今の会社に残るつもりでも使えます。
リスキリング70%なら実質237,200円・ただし締切がある
もう1つ、経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の対象にもなっています。こちらは戻る額の桁が変わります。
| リスキリングを使う場合 | 金額(税込) |
|---|---|
| 総額 | 652,300円 |
| 修了時の返金 | 296,500円 |
| 転職1年後の返金 | 118,600円 |
| 実質負担 | 237,200円 |
教育訓練給付との差は315,100円。同じ講座、同じ147時間で、使う制度によってこれだけ変わります。
この返金額は私の試算ではなく、リスキリング対象講座ページに載っている金額です。税抜総額593,000円の50%が修了時、20%が転職1年後という内訳になります。
ただし条件は重い。在職中で雇用主の変わる転職を目指し、Winスクールの紹介での入社と1年以上の勤続が必要です。
そして、もっと大事な壁があります。
申し込んでから修了するまでにかかる期間を逆算して、今すぐ動く必要があります。
受講修了の期限は2027年3月31日。147時間のこのコースは平均10ヶ月かかるため、Winスクールは申込リミットを2026年5月末と置いています。
| リスキリングの期限 | 日付 |
|---|---|
| 受講修了 | 2027年3月31日まで |
| 転職完了 | 2027年4月30日まで(Winスクール紹介による入社) |
| 事業終了 | 2028年3月末に終了予定 |
| 申込リミット | このコースは2026年5月末が目安 |
いまWEB・映像スペシャリストに申し込んで実質237,200円を狙うのは、公式の目安の上ではもう遅い。「最大70%オフ」だけを載せている記事は、読者に空振りをさせます。
今から70%を狙うなら、別コースに切り替える
では諦めるしかないのか。むしろ逆で、在職中の人にはもっと条件のいい道が残っています。
同じWinスクールの「Web&映像デザイナー養成講座」です。経済産業省のリスキリング認定講座で、受講期間は5ヶ月。
公式の講座ページには「未経験の方でもWebサイト制作に必要なスキルに加え、動画編集に必要なスキルを習得していただけます」とあります。下の金額も返金額も、すべてこのページの掲載値です。
| 比較項目 | WEB・映像スペシャリスト | Web&映像デザイナー養成講座 |
|---|---|---|
| 総額(税込) | 652,300円 | 550,000円 |
| 学習時間 | 147時間 | 154.5時間 |
| 期間 | 12ヶ月 | 5ヶ月 |
| 形式 | 教室orオンライン | オンライン受講 |
| 実質負担 | 552,300円(給付20%) | 200,000円(リスキリング) |
学習時間は養成講座のほうが7.5時間長い。それなのに実質負担は352,300円も安く済みます。
中身もほとんど重なります。Adobeの4ソフトが各22.5時間、Web系が計54時間、実習と修了テストが10.5時間という構成です。
しかも入学特典で、月額9,900円のパソコンレンタルが無料になります。
- 選べる/個別相談会の参加時点で在職中(契約・派遣・パート・アルバイトも可)
- 選べる/雇用主の変更を伴う転職を目指している
- 選べない/すでに離職している
- 選べない/今の会社に残るつもり
- 選べない/教室で講師の隣に座って学びたい(養成講座はオンライン受講)
在職中で転職したい人は、まず養成講座を見てください。教室に通うことそのものに価値を感じるなら、WEB・映像スペシャリストです。



ネットで1週間悩むより、1時間話したほうが早く決まります
リスキリングの申込可否は、平均修了期間からの逆算で判断されます。
無料カウンセリングでは、コース名を挙げて「いま申し込んで2027年3月末の修了に間に合いますか」と必ず聞いてください。
雇用保険の加入状況と、転職する気があるかどうか。この2つを伝えるだけで、使える制度はその場で確定します。
\ 自分がどちらの制度に乗れるかは1時間で分かる/
完全無料・所要約1時間・オンライン参加OK
作品か資格か|web映像スペシャリストの最後の1枠で決まる


ここからが、他ではまず読めない話です。同じ「WEB・映像スペシャリスト」なのに、公式サイトの2ページで中身が1つだけ違います。
金額も時間も同じ。違うのは8本目の講座だけです。
公式2ページで、講座構成が1つだけ違う
講座ページと給付金ページを並べると、こうなります。
| 項目 | 講座ページ | 給付金ページ |
|---|---|---|
| 8本目 | デザイン制作実習 | Webクリエイター能力認定試験対策 |
| 共通の7講座 | Premiere Pro/After Effects/Illustrator/Photoshop/Webサイト制作/JavaScript&jQuery/映像制作概論 | |
| 金額 | どちらも税込652,300円 | |
| 時間 | どちらも147時間 | |
給付金ページ側の概要は「Webクリエイター能力認定試験の取得を目指します」。資格取得ルートです。
一方の講座ページには、こう注記があります。
※デザイン制作実習はクリエイター能力認定試験対策(IllustratorまたはPhotoshop)に振替可能です
つまり最後の1枠は、作品を作るか、資格を取るかの選択枠。申込時に何も言わなければ、案内された側に決まります。
Webクリエイター能力認定試験は、エキスパートが110分で8,000円、スタンダードが60分で6,400円です。合格基準はエキスパートで「知識問題と実技問題の合計得点において得点率65%以上」です。
デザイン制作実習の5テーマと「オンライン非対応」の罠
作品ルートを選んだ場合、デザイン制作実習の中でさらに5つのテーマから1つを選びます。
| テーマ | 内容 |
|---|---|
| テーマ1 | 名刺制作(Illustrator) |
| テーマ2 | フライヤー制作(Illustrator) |
| テーマ3 | Webサイトのプロトデザイン(Photoshop) |
| テーマ4 | Webサイトのコーディング(HTML・CSS) |
| テーマ5 | オリジナル作品制作(※オンラインレッスン非対応) |
転職用のポートフォリオになるのはテーマ5。自分でテーマを決め、オリジナルの作品を作れる唯一の枠だからです。
そのテーマ5に、公式は「※オンラインレッスン非対応となります」と付けています。
- オリジナル作品制作(テーマ5)はオンラインレッスンに非対応
- IllustratorとPhotoshopのクリエイター能力認定試験対策には「オンライン対応可」の表示がない
- Webクリエイター能力認定試験対策はオンライン対応可
完全オンラインで受けるつもりなら、選べる出口が狭まります。教室に通える環境があるかどうかで、このコースの価値は変わります。
支援300件のうち、作品が決め手になったのは2件だった
ここは私の実感ではなく、記録から数えた話です。
キャリアアドバイザーとして支援した300件を見返すと、Web・IT・クリエイティブ隣接の転職は約20件。そのうち「自分で作った作品が決め手になった」と言えるのは2件だけでした。
| 属性 | 前職 | 変化 | 決め手 |
|---|---|---|---|
| 30代男性 | 地方のWeb制作 | 年収330万円台→480万円/フルリモートで引っ越しなし | ポートフォリオの完成度 |
| 20代男性 | SESエンジニア | 年収330万円→400万円/自社開発のジュニア枠へ | 面談で見つけた自主学習の作品 |
20件のうち2件しか作品を持っていない。だからこそ持っている人に差がつきます。
私が面接官として見ていたのは、意気込みではなく証拠でした。「成長のために今なにかやっていますか」への答えが「特にないです」だった人は、どれだけ熱意を語っても通していません。
転職目的なら、最後の1枠は作品を選んでください。カウンセリングで最初に「就職用のポートフォリオを作りたい」と言えば、その構成で見積もりが出ます。
参考記事:未経験からデザイナーへ|Winスクールの評判と口コミ・料金の全内訳
\ 「作品を作りたい」と最初に伝えるだけ/
相談は無料・合わなければ申し込まなくてOK
web映像スペシャリストの就職先と年収|100万円UPの順番


147時間を終えたあと、どこへ行けるのか。ここを具体的に見ます。
Winスクールは受講生・卒業生の就職支援を用意しているので、出口も一次情報で確認できます。
目指せる職業は映像デザイナー・Webデザイナー・グラフィックデザイナー
リスキリング事業のコース紹介ページには、このコースで目指せる職業が3つ挙がっています。
- 映像デザイナー/動画の企画・編集・仕上げを担う
- Webデザイナー/サイトの設計とコーディングまで
- グラフィックデザイナー/紙とデジタルの両方の販促物
3つとも狙えるのは、扱うソフトが広いから。求人票が「Premiere Pro必須」でも「Photoshop必須」でも、どちらにも手を挙げられます。
応募できる求人の母数が増える。これが総合コースのいちばんの実利です。
そして映像スキルの需要は、公的な統計にもはっきり出ています。
我が国の2024年のコンテンツ市場規模は12兆9,958億円となっている。ソフト形態別の市場構成比では、映像系ソフトが全体の57.9%を占めている。
コンテンツ市場の6割弱が映像。同じ白書の8ページには、日本の広告費はインターネットが4兆459億円、マスコミ4媒体が2兆2,980億円と載っています。差は開き続けています。
ネットで流れる映像を作れる人が足りない。この構図が、映像×Webという組み合わせを強くしています。
就職率96%の中身と、公表されていない分母
Winスクールは就職率を掲げています。ただし、そのまま信じてはいけません。
公式のWEBデザインコース案内の一文が「受講生の9割は業界未経験ながら、就職率96%(うち業界就職率90%以上)の実績を誇ります」。かけ算すると、業界就職まで届くのは86%以上という計算になります。
そして分母と集計期間はどこにも書いてありません。就職希望者だけを数えているのか、修了者全員なのか、公式ページを読んでも判別できません。
| 掲げられた数字 | 読み方 |
|---|---|
| 就職率96% | 分母・集計期間ともに非公表 |
| 業界就職率90%以上 | 96%のうちの割合 |
| 一発合格率93% | クリエイター系資格。分母は非公表 |
こういう数字は、疑い方をセットで持っておくのが正解です。「96%だから安心」ではなく「96%と掲げるだけの支援体制はある」と読み替えてください。
動けた3割と、動けなかった6割を分けるもの
学び直しを考える人の背中には、たいてい前の職場の疲れがあります。
レビューファクト(当メディア)の調査では、仕事で燃え尽きた経験のある人の93%が転職・退職を考えていました。実際に転職・退職した人が33%、考えたけれど行動しなかった人が60%です。出典:レビューファクト調べ(全国20〜49歳・仕事で燃え尽きた経験のある正社員/2026年6月/n=100)


行動しなかった6割と、動いた3割。この差を分けるのは意志の強さではありません。
厚生労働省の能力開発基本調査でも、学び直しの障害の1位は「仕事が忙しくて自己啓発の余裕がない」で正社員の55.9%。差を分けるのは「移れる先がある」と思えるかどうかです。
147時間と1本の作品は、その「移れる先」を自分の手で作る作業です。だから動ける側に回れます。
制作会社かインハウスか|残業70時間が25時間になった話
映像とWebの仕事には、大きく2つの行き先があります。制作会社と、事業会社のインハウスです。
私が支援した30代女性は、広告制作会社で深夜残業と休日対応が当たり前でした。進行管理の経験を買われて事業会社の広報へ移り、年収420万円が500万円に、残業は月70時間から25時間になりました。
別の20代後半のデザイナーは、代理店の修正地獄から事業会社のインハウスへ。390万円が480万円になっています。
| 行き先 | 仕事の性格 | 働き方 |
|---|---|---|
| 制作会社 | 案件数が多く技術は伸びる | 納期前の稼働は重くなりやすい |
| 事業会社インハウス | 自社の商品を作る | 稼働は読みやすく待遇も安定しやすい |
ワークライフバランスを取り戻したいなら、狙うのはインハウスです。
そしてインハウスは「動画もWebも1人で回せる人」を求めます。専任を2人雇えない会社ほど、その傾向が強くなります。



私が見てきた求人票でも、この「1人で回せる」が効いていました
年収が上がる人の順番|学ぶ→作る→見せる
正直に書きます。147時間通っただけでは、年収は1円も上がりません。
レビューファクトの調査では、転職を後悔した理由の1位が「思ったより給与が上がらなかった」で39%でした。2位は人間関係が合わなかった32%です。出典:レビューファクト調べ(全国20〜49歳・転職を後悔した正社員/2026年6月/n=100・複数回答)
順番を間違えると、この39%に入ります。
ここはまだ入場券です。年収の話は先になります。
テーマ5のオリジナル作品制作を使い、動画とサイトを1本にまとめます。
dodaの紹介も使い倒します。作った作品を持ち込んで、応募先の選び方から相談してください。
一工程から一貫へ。ここまで来ると、年収100万円台の上げ幅が視野に入ります。
未経験からの1社目で、いきなり100万円上がることは多くありません。私が見てきた範囲でも、初回の上げ幅は60万円前後が現実的な線です。
Winスクールの受講生・卒業生は、誰でもdodaの転職支援を使えます。書類添削も面接対策も、費用は1円もかかりません。
他社の動画スクールと比較|web映像スペシャリストの位置


652,300円が妥当かどうかは、比べる相手を決めないと判断できません。
その前に、無料の選択肢だけ先に潰しておきます。
主に雇用保険を受給している求職者の方を対象に、就職に必要な職業スキルや知識を習得するための訓練を無料(テキスト代等は自己負担)を実施しています。
対象は主に雇用保険を受給している求職者。在職中に147時間を積みたい人の選択肢にはなりません。
そのうえで、まずWinスクールの中から比べます。
Win内の映像系5コースと比べる
映像デザインコースは全5種。安い順に並べると、性格の違いがはっきりします。
| 税込 | コース | 時間/期限 | 中身 |
|---|---|---|---|
| 237,600円 | YouTube動画クリエイター | 33時間/3ヶ月 | Premiere Pro+YouTube動画制作実習 |
| 291,500円 | Premiere Pro&After Effects | 42時間/4ヶ月 | 映像2ソフトに集中 |
| 323,400円 | YouTube動画デザイナー | 54時間/5ヶ月 | 映像2種+Illustrator |
| 376,200円 | 動画・映像デザイナー | 60時間/5ヶ月 | Premiere Pro+After Effects+Illustrator |
| 652,300円 | WEB・映像スペシャリスト | 147時間/12ヶ月 | 映像+デザイン+Webの8講座 |
動画編集だけを仕事にするなら、237,600円のコースで足ります。映像表現を深めたいなら376,200円の動画・映像デザイナーです。
この映像系のコースは、作れる映像と案件の相場まで動画編集の記事で比べられます。
参考記事:Winスクール動画編集の評判|9コースと作れる映像・案件まで
652,300円を払う理由は1つだけ、Web側まで自分で組めるようになることです。この1点に価値を感じないなら、下のコースを選ぶべきです。
他社の動画編集スクールと料金・形式で比べる
比べる相手は、動画編集で名前の挙がる主要スクール。金額はすべて各社の公式ページから取りました(2026年7月26日時点)。
先に言っておくと、Winスクールは最安ではありません。
| 税込 | スクール・講座 | 形式 | 補助・特記 |
|---|---|---|---|
| 79,800円 | クリエイターズジャパン | オンライン | 買い切り+サロン月額 |
| 99,800円 | デイトラ 動画編集 | オンライン | 質問1年・教材の閲覧は無期限 |
| 110,000円 | studio US 動画編集 | オンライン | 期間無制限 |
| 220,000円 | studio US 総合 | オンライン | 一般教育訓練給付・リスキリングとも対象 |
| 295,680円 | デジハリ・オンライン | オンライン | 6ヶ月(Adobe CCは別売68,800円) |
| 390,940円 | ヒューマンアカデミー | 通学+オンライン | リスキリング適用後140,000円 |
| 445,500円 | デジタルハリウッドSTUDIO by LIG | 通学+オンライン | 補助70%適用時162,000円 |
| 652,300円 | Winスクール/WEB・映像スペシャリスト | 教室+オンライン | 147時間・給付後552,300円 |
デイトラの99,800円は本当に強い。教材が無期限で読めて、動画編集を仕事にする最短距離としてよくできています。studio USの220,000円も、給付金が使えるオンライン講座として優秀です。
デジタルハリウッドSTUDIO by LIGは通学もできて、補助金適用時162,000円まで下がります。この価格帯では手強い相手です。
- 価格だけで選ぶ/デイトラ・クリエイターズジャパンが有利
- オンラインで給付も使いたい/studio US
- 通学+補助金で動画に絞る/デジタルハリウッドSTUDIO by LIG
- 映像とWebの両方を教室で/Winスクール
Winスクールは講師一人につき平均3名を個別に指導する形式です。独学で1度つまずいた経験があるなら、この差は金額以上に効きます。
無料の職業訓練とどちらを選ぶか
ハローワークの職業訓練にも、Web・映像系のコースがあります。離職して雇用保険を受給している人なら、受講料が無料になる制度です。
条件が合うなら、まず職業訓練を検討してください。652,300円を払わずに済むなら、そのほうがいい。
| 項目 | 職業訓練 | Winスクール |
|---|---|---|
| 費用 | 離職者向けは無料(テキスト代は自己負担) | 652,300円(給付後552,300円) |
| 在職者 | 在職者向けの訓練は原則有料 | 自由予約制で在職中でも通える |
| 開始時期 | 開講時期とコース内容は選べない | 開始時期も講座の組み合わせも選べる |
在職中で、仕事を続けながら学びたい。この条件だと職業訓練は選びにくく、Winスクールのような自由予約制が現実解になります。



どれが自分に合うかは、1時間の棚卸しでだいたい決まります
働きながら12ヶ月で修了できる?通い方と予約の組み方


147時間という数字を見て、働きながらは無理だと感じませんでしたか。ここは制度の使い方で決まります。
週2コマで49週|受講期限12ヶ月にほぼ余白がない
Winスクールが示す最低ラインは、週2回です。
週に2回以上受講すれば、受講期限内に修了できます(よくあるご質問)。
この週2回を確保できるかが、最大の関門です。学び直しが止まる理由も、国の調査では時間が1位でした。
自己啓発における問題点の内訳をみると、正社員、正社員以外ともに「仕事が忙しくて自己啓発の余裕がない」(正社員55.9%、正社員以外35.3%)、「家事・育児が忙しくて自己啓発の余裕がない」(正社員26.3%、正社員以外33.3%)、「費用がかかりすぎる」(正社員25.7%、正社員以外26.8%)の順に高くなっている。
98回を週2回で割ると49週=約11.3ヶ月です。受講期限12ヶ月に対する余白は3週間ほどしかありません。
| ペース | 修了までの期間 | 余裕 |
|---|---|---|
| 週2コマ | 49週(約11.3ヶ月) | 受講期限ぎりぎり |
| 週2.5コマ | 約40週(約9.2ヶ月) | 公式の平均修了期間10ヶ月に近い |
| 週3コマ | 約33週(約7.6ヶ月) | 余裕をもって修了できる |
Winスクールが出している平均修了期間は約10ヶ月。実際の受講生は週2.3コマ前後で通っている計算になります。
週2回は最低ライン。ここを守れる生活かどうかが、申し込む前の判断材料です。
授業は何時まで?振替と休講制度の使い方
平日の最終コマは19:30〜21:00。仕事帰りに1コマ入れる想定で組まれています。
| コマ | 時間帯 |
|---|---|
| 1〜3限 | 9:20〜10:50/11:00〜12:30/13:40〜15:10 |
| 4〜6限 | 15:20〜16:50/17:50〜19:20/19:30〜21:00 |
予定が崩れたときの逃げ道も3つあります。
予約日の前日23:59までなら、キャンセルして他の日程へ振り替えられます。
急な残業が入った日の、いちばん現実的な逃げ道ですね。
最大3ヶ月まで休めます。事務手数料1,100円(税込)の支払いと手続きが必要です。
複数の教室を併用したり、転校して教室を変えたりできます。
平日は職場の近く、休日は自宅の近く。この使い分けが公式に認められています。
12ヶ月という長丁場では、この3つを知っているかどうかが完走率を分けます。
パソコンとAdobeを買わずに始められる
映像とデザインを両方やるとなると、機材費が気になります。ここは負担が軽い。
動画編集・映像デザイナーコースの案内には「受講に必要なパソコンとデザインソフトは当校でご用意いたします」です。教室で受ける限り、機材をそろえる必要はありません。
4本のAdobeソフトを自宅にもそろえるなら、Creative Cloudの契約が必要です。教室で受ける限り、この費用はかかりません。
| 受講方法 | 用意するもの |
|---|---|
| 教室受講 | パソコン・ソフトは教室のものを使う。自宅の環境は不要 |
| オンライン受講 | 自分のPCで受講できる。無い場合はソフト入りPCを有料レンタル |
| 自宅での復習 | Adobe Creative CloudをWinスクールの特別価格で購入できる |
初期費用を抑えて始められるのは、貯金を崩して学び直す人にとって現実的な助けになります。
入学のタイミングも読めます。教室受講なら最短で申込当日、オンライン受講は申込日より10日後以降のスタートです。
参考記事:WinスクールのReactは掲示板止まり?JavaScript就職の現実
\ 通える曜日を一緒に組んでもらえる/
受付9:00〜20:00(土日祝18:00まで)・オンライン可
web映像スペシャリストのよくある質問
まとめ|動画とWebの両方を手に、来年の働き方を変えよう
WEB・映像スペシャリストは、Winスクールでいちばん重いコースです。652,300円・147時間・12ヶ月は、軽い気持ちで払える額ではありません。
それでも、ここまで確認した内容を並べると、価値の輪郭ははっきりしています。
- 税込652,300円・90分×98回=147時間・受講期限12ヶ月の8講座セット
- 単科でそろえると951,500円。セットで299,200円安い
- 教育訓練給付20%で実質552,300円。在職中で転職前提なら実質200,000円の別ルートがある
- 最後の1枠で「作品」か「資格」かが決まる。転職目的なら作品を指名する
- オリジナル作品制作はオンライン非対応。教室に通える環境が要る
- 週2回が最低ライン。振替・休講・転校の3つで完走率が変わる
動画も作れて、サイトも組める。私が見てきた採用の現場でも、この2つを1人で持つ人は少なく、だからこそ効きます。
残業70時間が25時間になった人も、地方から都市部水準の年収に届いた人も、共通点は「作った物を持っていた」ことでした。
いま迷っている時間は、来年の給与明細に1円も反映されません。ネットで1週間比較するより、1時間話して「自分の場合はいくらで、どのコースが期限に間に合うのか」を確定させたほうが早い。
実施時間は約1時間。Winスクールは参加後に過度な勧誘をしません(無料カウンセリング・受講相談)。
- 就職用のポートフォリオを作りたい。最後の1枠は作品ルートにできますか
- いま申し込んで、リスキリングの2027年3月末修了に間に合いますか
- Web&映像デザイナー養成講座と、どちらが自分の条件に合いますか
- 週2回のペースで通える曜日と時間の組み方を一緒に決めたい
- オンラインと教室を併用した場合、受けられない講座はどれですか
無料カウンセリングは所要約1時間、オンラインでも参加できます。合わなければ申し込まなければいいだけです。
\ 迷っている1週間を、1時間に変える/
完全無料・全国の教室+オンライン対応・1991年設立
ほかの講座の料金や学べる範囲も、同じ基準で1本ずつ検証しています。
特集ページ:Winスクール完全ガイド|料金・給付金・講座・校舎の総まとめ













