
会社からDXって言われるけど、Winスクールって結局なにが学べるの…?
この記事では、WinスクールのDX講座が本当に社会人の学び直しに使えるのかを、公式の講座ページを1枚ずつ開いて実額で検証します。
とくに「今より年収を100万円上げたい」人や、「残業まみれの職場を抜けて、ホワイトな環境で自分の時間を取り戻したい」人に向けて書いています。
先に結論を言い切ります。WinスクールのDX講座はプログラミングを1行も書きません。
中身はExcel・VBA・RPA・BIツール。つまり「事務職のまま、事務職を抜け出すための講座」です。ここを勘違いしたまま申し込むと、確実に後悔します。
- DX講座は実在する。看板は経産省のリスキリング事業に認定された「DX・ビジネスアーキテクト養成講座」で実質158,600円
- 106.5時間の中身はExcel・VBA・Power Automate・Power BI。Java・Pythonは1文字も出てこない
- リスキリング対象のDX講座は6つあり、最安は実質83,480円。単科なら38,500円から試せる
- 同じ講座でも使う制度で125,664円変わる。ここを知らずに申し込む人がいちばん損をする
年収が100万円上がれば、手取りは月に7〜8万円増えます。金曜の夜を潰していたExcel集計が自動で終われば、その時間はまるごと自分に返ってきます。



お金と中身の要点だけ、先に1枚にしておきますね。
| 項目 | WinスクールのDX講座 |
|---|---|
| 看板講座 | DX・ビジネスアーキテクト養成講座(経産省事業の認定講座) |
| 学ぶ中身 | Excel/Excel VBA/Power Automate/Power BI/DX実習 |
| 総額 | 436,150円 →実質158,600円(最大70%返還) |
| 期間 | 3か月・106.5時間(90分×71回相当) |
| 対象 | 在職者で、雇用主が変わる転職を目指す人 |
| お試し | 単科の「はじめてのDX入門」なら38,500円・6時間 |
| 向かない人 | 離職中・公務員・自営業・今の会社に残りたい人 |
| 就職支援 | 専任カウンセラーの職業紹介つき(転職保証はなし) |
| 申込 | 無料カウンセリングを予約 |
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はると(上場企業 管理職/キャリアアドバイザー)、転職メディア『転職ファクト』運営。
人材育成・マネジメント・教育に15年従事し、延べ500回の採用面接、転職エージェント事業でのキャリアアドバイザー業務を経験。「採用する側」と「転職を支援する側」を経験してきた両視点から、「後悔しない転職判断」をお届けします。
当サイトの記事は、厚生労働省:一般職業紹介状況、厚生労働省:賃金構造基本統計調査、厚生労働省:雇用動向調査、総務省統計局:労働力調査、国税庁:民間給与実態統計調査、厚生労働省:職業安定法 等の公的データと、運営者自身の人材業界・採用業務での実務経験、編集方針に基づいて解説しています。
転職市場のトレンド情報は、リクルートワークス研究所:全国就業実態パネル調査 等の業界調査データも参照しています。
【結論】WinスクールのDX講座はコードを書かない事務職の武器


「DXコースって、そもそもあるの?」——ここが最初の疑問でしょう。答えは公式の講座ページに全部載っているので、結論から先にお伝えします。
DX講座は実在する|経産省の認定講座として
WinスクールのDX講座は、独立した1つのコースとして実在しました。看板が「DX・ビジネスアーキテクト養成講座」で、経済産業省の事業に認定された講座です。
ただし、中身は多くの人が想像する「DX」とは違います。
学ぶのはExcelの基礎から応用、統計学とExcelでのデータ分析、そしてBIツールPower BIでの分析レポート作成です(DX・ビジネスアーキテクト養成講座)。
Excel、統計、Power BI。そしてExcelマクロ・VBAとRPAソフトのPower Automate。Java・Python・AIモデルの構築といった話は、106.5時間のどこにも出てきません。
- 学ぶ:Excel応用/Excel VBA/Power Automate(RPA)/Power BI/統計
- 学ばない:Java・Python・SQL・機械学習モデルの構築
- つまり:エンジニアではなく「業務を回す側のDX担当」を育てる講座
ここを取り違えたまま申し込むと、3か月後に「思っていたDXと違う」となります。
これは弱点ではなく設計です。WinのDXは「エンジニアになる講座」ではなく「事務職が自分の業務を自動化する講座」。日々Excelを触っている人ほど、初日から地続きで学べます。
DX・ビジネスアーキテクト養成講座の総合評価
この看板講座を、私の評価つきで数字ごと採点します。5段階の評価は、採用面接をしてきた側から見た「転職市場での効きやすさ」で付けました。
| 評価軸 | 内容 | 評価 |
|---|---|---|
| 価格 | 実質158,600円(総額436,150円−返還277,550円) | ★★★★★ |
| 学習量 | 106.5時間・3か月。週2回の個人レッスンつき | ★★★★☆ |
| 実務直結 | Excel・VBA・RPA・BIは事務現場でそのまま使える | ★★★★★ |
| 条件 | 在職者・転職前提・公務員と自営業は対象外 | ★★☆☆☆ |
| 初心者度 | 公式が「初心者にもおすすめ」と明記。Excelから始まる | ★★★★★ |
評価が割れるのは「条件」だけです。70%返還は誰でも受けられるわけではなく、ここを読み飛ばした人が後で「話が違う」となります。条件の中身は後半で全部開きます。
3分でわかる|あなたに合うDXの入り方
WinのDXの入り口は3つ。目的別に、最初に見るべき場所を先に置いておきます。
- 転職して年収を上げたい:DX・ビジネスアーキテクト養成講座(実質158,600円・3か月)
- まず安く試したい:はじめてのDX入門(38,500円・6時間)で全体像を掴む
- 今の職場で評価されたい:Excel VBAやPower BIの単科を1本だけ積む
- 分析職に寄せたい:ビジネスデータサイエンティスト(実質83,480円)が最安ルート



「DXを学ぶ」より「自分の残業を消す」で選ぶと、講座はすぐ決まりますよ。
WinスクールのDX講座一覧|リスキリング対象6講座を実額比較


DX講座は1つではありません。70%返還が効く大型コースが6つ、気軽に試せる単科が10種類以上あります。まずは全体像を実額で示します。
リスキリング対象のDX講座6つと実質負担額
経産省の事業に認定された「DX推進&ビジネススペシャリスト分野」の6講座を、公式の記載どおりの実額です。
| 講座 | 総額(税込) | 実質負担 | 時間 |
|---|---|---|---|
| DX養成 | 436,150円 | 158,600円 | 106.5時間 |
| VBA資格 | 287,980円 | 104,720円 | 66時間 |
| データ分析 | 229,570円 | 83,480円 | 48時間 |
| MOS2科目 | 243,760円 | 88,640円 | 60時間 |
| Excel&Word | 360,580円 | 131,120円 | 90時間 |
| MOS4科目 | 506,220円 | 184,080円 | 117時間 |
最安はビジネスデータサイエンティストの実質83,480円(表では「データ分析」)。Excel・データ分析・Power BIの3本立てで48時間なので、分析寄りに一点突破したい人はここが最短です。
逆に6講座のうち3つがMOS・Office資格系という点は、正直に押さえておくべきです。DXという名前でも、実態は「Officeを極める」講座が半分を占めます。



DXって聞いてたのに、半分はOfficeの資格なんですね…



そこが分かれ目です。資格が欲しいのか、作業を消したいのかで選ぶ講座が変わります。
いきなり43万円が不安な人へ|単科は38,500円から
「43万円の講座にいきなり申し込むのは怖い」——当然です。Winは単科でも受けられるので、試しやすい順に実額を出します。
| 単科講座 | 総額(税込) | 時間 | こんな人に |
|---|---|---|---|
| DX入門 | 38,500円 | 6時間 | DXの全体像を最短で掴みたい |
| 生成AI | 40,700円 | 4.5時間 | ChatGPT・Copilotの土台から |
| Power BI | 80,300円 | 9時間 | 数字を見せる資料を作りたい |
| VBA基礎 | 91,960円 | 15時間 | Excel作業を自動で終わらせたい |
| RPA自動化 | 102,300円 | 12時間 | PC作業そのものを自動化したい |
| 統計分析 | 121,550円 | 21時間 | 統計資格まで狙いたい |
いちばん軽いのが「はじめてのDX入門」の38,500円・6時間です。Excelマクロ、Power Automate、Power BIを1本の流れでつないで報告書まで作る構成で、大型コースの縮図になっています。
ここで手応えを確かめてから大型コースへ進む、という順番がいちばん失敗しにくい入り方です。ただし単科は70%返還の対象外なので、最初から転職を決めているなら大型コース一択になります。
WinがDXと呼ぶ範囲|業務効率化・分析・生成AI
Winの「DX」ジャンルは3つの層でできています。
ねらいは生成AIとデータ分析による業務効率化。DXを実行できる次世代人材の実践スキルを身につける、という設計です(DXジャンルの講座一覧)。
整理すると、次の3層になります。大型コースが厚く積むのは、このうち①と②です。
- ①業務効率化:Excel VBA・Power Automate=作業そのものを消す層
- ②データ分析:Excelビジネスデータ分析・Power BI=数字で語る層
- ③生成AI:ChatGPT・Copilot・Dify=今の仕事にAIを重ねる層
①と②が70%返還の主戦場で、③の生成AI講座は単科のみという構成でした。
その③にあたる生成AI単科6本は、どれなら実務で使えるかを1本ずつ選別しています。
参考記事:Winスクールの生成AIコースは4.5時間4万円|実務で使えるのはどれ?
プログラミング側の講座もまとめて見比べたい人は、こちらの記事に全講座の料金を並べています。
参考記事:Winスクールのプログラミングコース総まとめ|5言語の講座一覧と料金
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中身を分解|WinスクールのDX養成講座106.5時間の内訳


106.5時間と言われても、長いのか短いのか分かりません。何にどれだけ使うのかを、公式の受講内容から科目別に分解します。
106.5時間の内訳|VBAが34.5時間で最も長い
公式が公開している科目別の時間配分は、次のとおりです。
| 科目 | 時間 | 身につくこと |
|---|---|---|
| Excel VBA | 34.5時間 | Excel作業をボタン1つで終わらせる |
| Excel | 22.5時間 | 関数・集計の基礎から応用まで |
| データ分析 | 19.5時間 | 統計で「なぜ売れたか」を説明する |
| RPA自動化 | 10.5時間 | Excel以外のPC作業も自動化する |
| Power BI | 10.5時間 | データを1枚のダッシュボードに |
| DX実習 | 7.5時間 | ツールをつないで課題を解く |
| 修了テスト | 1.5時間 | 到達度の確認 |
最も長いのがExcel VBAの34.5時間で、全体のおよそ3分の1を占めます。次がExcel本体の22.5時間。106.5時間の半分以上がExcel関連という配分です。
この偏りをどう見るか。私は妥当だと思います。日本の事務現場でいちばん時間を吸っているのはExcel作業で、そこを自動化できる人は職場で真っ先に「いないと困る人」になるからです。
データ分析とPower BIの部分だけを短時間で押さえたい人には、単科の道もあります。
参考記事:Winスクールのデータ分析|Power BIは9時間8万円台で学べる
公式サイトには、この講座を受けた人の声も載っていました。
「マクロやPythonでの自動化プログラムを作り、1時間かかっていた作業が5秒で終わったときは本当に感動しましたね」——DX・ビジネスアーキテクト養成講座の受講生・雪岡さん(出典:Winスクール公式(卒業生からのメッセージ))
VBAに34.5時間を割く理由は、たぶんこの一言に全部あります。1時間が5秒になれば、その作業は今後ずっと自分の時間から消えるわけですから。
DX実習7.5時間で各ツールをつなぐ
時間としては短いDX実習が、この講座の心臓部です。バラバラに学んだツールを1本の業務フローにつなぐ工程だからです。
公式の講座概要から読み取れる、つながり方はこうです。
- Excelでデータを整える(集計・関数の土台)
- VBAでExcel内の作業を自動で回す
- Power AutomateでExcelの外のPC作業もつなぐ
- Power BIで結果を1枚のレポートにして共有する
単科で1つずつ学ぶと、この「つなぐ」部分が自分の宿題として残ります。そこを講座内で終わらせるのが大型コースの価値です。
学び方についても、公式ははっきり線を引いています。
動画教材を見ながらチャットで質問に答える授業ではなく、学び放題の学習教材を使った自己学習と週2回のオンライン個人レッスンによる学習支援で疑問を残さず実践的なスキルが身につきます。
ここは注意点でもあります。この大型コースは「週2回のオンライン個人レッスン」形式で、Winの看板である教室通学とは進み方が異なる点に注意してください。
「教室に通って机で覚えたい」人は、単科のPower BIやVBAを教室で積むほうが合います。大型コースはオンライン、単科は通学も選べる——この使い分けは公式サイトを何度読んでも分かりにくいので、ここで押さえておいてください。
修了して「できること」と「できないこと」
3か月後に何が変わるのか。期待値のズレをなくすため、両方を正直に書きます。
- できる:毎週の集計・転記をVBAとRPAで自動化し、残業をそのぶん削る
- できる:売上や進捗をPower BIの1枚にまとめ、会議で数字を語る
- できない:Python・SQLでの機械学習やAIモデル構築(範囲外)
- できない:Webサービスやアプリそのものを開発する仕事
「Pythonでデータサイエンティストを目指したい」なら、DX講座ではなくプログラミング側のPython講座が正解です。狙いが分析職そのものなら、こちらを先に読んでください。
参考記事:WinスクールのPythonは未経験でも大丈夫?料金と到達レベルを検証
逆に言えば、WinスクールのDX講座は「今の職種の延長線で市場価値を上げたい人」に照準が合っています。転職の飛距離は短いぶん、成功率は高い設計です。



未経験から3か月でエンジニアより、今の仕事が3か月で楽になるほうが続きます。
WinスクールのDX講座の料金|実質158,600円になる条件


ここがこの記事の核心です。「実質158,600円」は本当なのか、誰がその金額で受けられるのかを、条件ごと開いていきます。
講座費用と返還額|実質158,600円の内訳
お金の流れは2段階です。全額を先に払い、条件を満たすたびに返ってくる仕組みになっています。
| 段階 | 金額(税込) | タイミング |
|---|---|---|
| 最初に払う | 436,150円 | 入学時(入学金・教材費込み) |
| 1回目の返還 | −198,250円 | 講座を修了した時点 |
| 2回目の返還 | −79,300円 | 転職して1年働いた時点 |
| 最終負担 | 158,600円 | すべての条件を満たした場合 |
見落としやすいのが、436,150円は先に全額支払うという点です。手元から一度は43万円が出ていきます。公式には教育ローンの12分割で月々約36,300円という選択肢も用意されています。
70%が戻る条件と、1円も戻らない人
返還の対象になる人は、公式にはっきり定義されています。
オンライン事前説明会後に行う個別相談会(キャリア相談)の参加時点で在職者であり、雇用主の変更を伴う転職を目指している方
この一文に、条件がすべて詰まっていました。読み解くと次のようになります。
- 離職中はNG:相談会の時点で働いていること。無職から始める人は対象外
- 今の会社に残るならNG:雇用主が変わる転職が前提。社内異動は対象外
- 公務員・自営業はNG:受講料返還の対象から外れると公式に明記
- 転職は「当社紹介」限定:自力で決めた転職先では追加20%が出ない
読み違えやすいのがここです。「今の会社に残りたい」と決めている人は、相談会の時点でそもそも制度の対象外になります。
返還が50%止まりになるのは、転職を目指して受講したものの、当社紹介での転職に至らなかった場合です。この時の負担は237,900円で、158,600円ではありません。
ここを曖昧に「最大70%オフ」とだけ書くメディアが多いのですが、70%は転職して1年働いて初めて完成する数字です。学び直しと転職はセットだと最初に腹を決められる人にとっての価格だ、と理解してください。
同じ講座でも制度の選び方で12万円変わる
ここからが、他のどこにも書かれていない話です。Winには制度が2つあり、まったく同じ講座が両方の一覧に入っています。
例として「Excel VBAマスター+ライセンス」を、2つの制度で比べます。
前提として、教育訓練給付(一般)が返すのは受講費用の20%で、上限は10万円。4千円以下は支給されません。
| 制度 | 戻る額 | 実質負担 | 条件 |
|---|---|---|---|
| 給付20% | 57,596円 | 230,384円 | 雇用保険1年以上。転職は不要 |
| リスキリング | 183,260円 | 104,720円 | 在職者・転職前提・当社紹介 |
| 差額 | 125,664円 | ― | ― |
同じ287,980円の講座なのに、選ぶ制度で125,664円も負担が変わります。これが冒頭で書いた「知らないといちばん損をする」の中身です。
判断はシンプルです。転職する気があるならリスキリング、今の会社に残るなら教育訓練給付。ただし申込の窓口も手続きも別なので、入口を間違えると後から乗り換えられません。



どっちの制度で申し込むかなんて、自分で判断できる気がしません…



そこは無料の相談で聞くのがいちばん早いです。雇用保険の加入期間まで見て決めてくれます。
締切は2027年3月修了・4月転職
もう一つ、時間の制約があります。この事業には終わりが決まっています。
返還を受けるには2027年3月31日までに受講修了、追加20%は2027年4月30日までに転職完了が必要とされています。事業そのものも2028年3月末に終了予定です。(出典:Winスクール公式(リスキリング支援事業の期限))
3か月コースを逆算すると、動ける時間は思ったより残っていません。「来年になったら考える」が通用しない制度だという点だけは、先に共有しておきます。
この3つの期限を、3か月コースの受講期間から逆算すると次のようになります。
| 期限 | 日付 | 逆算すると |
|---|---|---|
| 受講修了 | 2027年3月31日 | 3か月コースなら2026年内には開始 |
| 転職完了 | 2027年4月30日 | 修了直後から動く前提になる |
| 事業終了 | 2028年3月末 | 制度そのものが終わる |
もうひとつ、金額の感じ方について。実質158,600円は、年収が100万円上がれば手取りの2か月ぶんで取り返せる金額です。取り返したあとは、その差額が毎年積み上がっていきます。
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他のDXスクール・職業訓練とWinスクールを料金で比較


DXを学べる場所はWinだけではありません。実力のある選択肢を並べたうえで、どこで選び分かれるのかを整理します。
主要DXスクールの料金・形式・給付を並べる
読者が実際に迷う相手を、公式情報で確認できた範囲がこちらです。
| サービス | 実質負担の目安 | 形式 | 学ぶ中身 |
|---|---|---|---|
| Win | 158,600円(DX養成) | オンライン個人レッスン週2回 | Winスクール=Excel・VBA・RPA・BI |
| キカガク | 約15.8万円(メディア掲載値) | 動画1,500本が学び放題 | キカガク=AI・データサイエンス |
| アビバ | 公式に記載なし | 全国の教室+オンライン | アビバ=Office・VBA・RPA |
| 職業訓練 | 離職者向けは無料/在職者向けは原則有料 | 公共施設・民間委託 | ハロートレーニング=地域・時期で変動 |
目を引くのはWinとキカガクの実質額がほぼ同じ水準に並ぶ点です(キカガクの料金はメディア各社の掲載値。2026年7月時点で当方が確認した範囲では、公式サイトに記載を見つけられませんでした)。
キカガクは本当に良いスクールです。動画1,500本が卒業後も見放題で、AI・データサイエンスの深さでは明確に上を行きます。将来エンジニア側に振り切るなら有力な選択肢でしょう。



動画で学べる量なら向こうが上。それでも私がWinを挙げる理由があります。
そのうえでWinが強いのは、週2回・講師と1対1で進む点です。動画は「見た気になって止まる」のが最大の敵で、そこを人が止めに来てくれる設計になっています。
アビバも全国展開で初心者に手厚く、Office系の学び直しでは有力です。ただ2026年7月時点で確認した範囲では、料金は公式サイトに掲載がなく、問い合わせが前提でした。Winは講座ページに入学金・教材費込みの総額まで出しているので、比較検討の段階から金額で判断できます。
無料の職業訓練とどちらを選ぶか
「無料の職業訓練があるのに、なぜ15万円払うのか」——ここは誰もが引っかかる部分なので、正面から答えます。
厚生労働省が案内する求職者支援制度は、そもそも想定している人が違います。
一定額以下の収入のパートタイムで働きながら、正社員への転職を目指す方など
訓練の受講自体は収入があっても可能です。ただし生活を支える月10万円の給付金は収入要件があり、フルタイムの正社員は対象から外れます。
- 職業訓練が向く:離職中、または収入が一定額以下で給付金の対象になる
- リスキリングが向く:正社員として在職中で、辞めずに学びたい
- 選べる講座:職業訓練は地域と時期で変動。Winは300講座から選べる
収入を止めずに学べるかどうかが、いちばん大きな違いです。
加えて、開講されるコースは地域と時期で変わります。「今すぐ、この講座を、平日夜と土日に」という選び方はできません。在職しながら学ぶならリスキリング、離職して腰を据えるなら職業訓練——この線引きが実務的な答えです。



無料は魅力ですが、辞めてから学ぶのは順番が逆になりがちです。
WinスクールのDXで年収100万UP・ホワイト転職は叶うか


ここまでは講座の話でした。ここからは、その先で本当に生活が変わるのかを、実例と公的データで見ていきます。
Excel地獄の営業事務が年収100万円上げた話
キャリアアドバイザー時代に担当した、30代女性の話をします。
前職では営業管理として、毎週大量のExcel集計を手作業でこなしていました。1つのミスも許されない緊張感のなか、集計だけで残業が積み上がる日々です。
転職先はSFAやBIツールで数字を回している会社でした。年収は400万円から500万円へ、100万円上がりました。仕事の中身も、手作業の集計からデータを見て改善提案する側に変わっています。
| 項目 | 転職前 | 転職後 |
|---|---|---|
| 年収 | 400万円 | 500万円 |
| 仕事 | Excelの手作業集計 | データを見て改善提案 |
| 道具 | Excelのみ | SFA・BIツール |
| 残業 | 集計で積み上がる | 集計は自動で完了 |
数字だけ見れば100万円ですが、本人にとって大きかったのは「ミスが許されない緊張感」から降りられたことでした。
本人の言葉が、今も印象に残っています。



Excel職人から、営業データ分析担当に変わった感覚です。
彼女がやったのは転職だけで、扱う数字は前職と同じでした。変わったのは道具と、それを使える人が評価される環境だけです。
年収の100万円より本人が喜んでいたのは、金曜の夜が「集計の日」でなくなったことでした。土曜の朝を寝て潰さなくてよくなった、と笑っていたのを覚えています。
WinのDX講座で学ぶPower BIは、まさに彼女の転職先で使われていたツールでした。先に道具を持ってから動けば、この転職はもっと早く決まっていたと今でも思います。
独自調査|学び直しの建前と本音のズレ
当メディアが実施した独自調査に、この話を裏づける数字があります。
転職経験者が会社に伝えた退職理由は、1位が「給与・待遇への不満」38%、2位が「キャリアアップ・スキルアップ」32%。ところが本当の理由では「給与・待遇への不満」が51%まで跳ね上がりました。(出典:レビューファクト(当メディア)調べ/全国20〜49歳・転職を経験した正社員・2026年6月/n=100・複数回答)
建前でも本音でも、いちばん多いのはお金の話です。ただ建前では38%だったものが、本音では51%まで膨らむ。この13ポイントぶんが、口に出せなかった不満の大きさです。
だからこそ、「給料を上げるために学ぶ」と最初から決めた人ほど、講座選びを間違えません。学び直しを建前にする必要はありません。
- 求人に書いてある道具か:VBA・Power BIは事務系求人の必須欄に出てくる
- 在職中に成果を出せるか:面接で語れる実績が転職前に作れる
- 実質いくらか:定価ではなく返還後の負担で判断する
そしてもう一つ、動き出す時期の話です。
仕事にやや不満を感じている人の63.6%が転職を検討している一方、やや満足している人では28.5%にとどまりました。不満は行動に直結します。(出典:レビューファクト(当メディア)調べ/全国20〜49歳の正社員・2026年6月/n=327・n=393)
不満を抱えたまま検討だけを続ける期間が、いちばんもったいない時間です。3か月で武器を1つ持ってから動いたほうが、提示される条件は良くなりやすいと感じています。



不満はあるけど、辞める勇気もなくて止まっています…



辞めなくていいんです。在職のまま学ぶのが、この制度の前提ですから。
年収が上がる人の順番|学ぶ→使う→動く
ただし、学べば全員の年収が上がるわけではありません。公的データも、そこは正直です。
5年以内にIT・デジタル職種に転職した者の転職による賃金変化を見ると、若くなるほど賃金上昇者が多くなるが、40~54歳でも賃金上昇者の割合がほぼ60%と高い水準にある。
ここは分母を正確に読んでください。この60%は「5年以内にIT・デジタル職種へ転職した人」342人の中の、40〜54歳の値です。年齢は言い訳になりませんが、4割は上がっていないという事実も同時に示しています。
では上がった6割と上がらなかった4割は何が違うのか。延べ500回の面接から言えるのは、「実際に使って、何が変わったか」を数字で話せる人が通るという一点です。順番にすると3段になります。
VBA・Power Automate・Power BIを、手を動かして使える状態にします。
「月8時間の集計を15分にした」——この一文が職務経歴書で最強の武器になります。
Winは専任カウンセラーの職業紹介つき。成果を持って応募すれば条件交渉ができます。
この順番の何が良いか。在職中に実績を作れるので、転職の面接で語る材料が最初から手元にある点です。
学んだだけの人と、使った人。採用側から見た差は残酷なほどはっきりしています。
そして忘れてはいけないのが、ワークライフバランスへの効き方です。自動化は、転職しなくても今週の残業から減らせます。
年収が上がる前に、まず夜が返ってくる。ここがDXスキルの一番おいしいところです。
\ 来年の給与明細を変えるのは、今日の1時間/
無料・キャリアの相談だけでもOK・オンライン可
WinスクールのDX講座が向いている人・向いていない人


ここまでを踏まえて、はっきり線を引きます。合わない人に勧めても続かないので、正直に書きます。
分かれ目は意欲ではありません。国の調査でも、学び直しが止まる理由の1位は時間です。
自己啓発における問題点の内訳をみると、正社員、正社員以外ともに「仕事が忙しくて自己啓発の余裕がない」(正社員55.9%、正社員以外35.3%)、「家事・育児が忙しくて自己啓発の余裕がない」(正社員26.3%、正社員以外33.3%)、「費用がかかりすぎる」(正社員25.7%、正社員以外26.8%)の順に高くなっている。
正社員の55.9%が時間で止まります。週2回のペースを確保できるかどうかが、そのまま向き不向きになります。
向いている人
次のどれかに当てはまるなら、WinのDX講座とは相性が良いです。
- 事務・営業事務・経理などでExcel作業に時間を吸われている人
- 働きながら学びたい人。在職者であることが70%返還の条件なので相性が良い
- コードを書く仕事ではなく、業務改善で評価されたい人
- 3か月以内に転職を決めたい人。職業紹介まで一本でつながる設計
向いていない人と、その場合の選択肢
逆に、次のタイプは別の道のほうが幸せになれます。競合を落とす話ではなく、良いサービスを目的で選び分ける話です。
- AIモデルを作りたい:キカガクのようなAI特化スクールのほうが深く学べます
- エンジニア転職がしたい:DXではなくプログラミング講座を選ぶのが正解です
- 今の会社に残りたい:転職前提の制度なので対象外。単科を1本だけ積むほうが早い
- 離職中である:リスキリングの対象外。無料の職業訓練から検討しましょう
ここまで読んで「自分は向いている側だ」と感じたなら、次にやることは1つだけです。Winスクールの無料カウンセリングで、自分の条件だと実質いくらになるかを確定させてください。



まだ受けるか決めてないのに、相談だけするのは気が引けます…



むしろ決める前に行く場所ですよ。合わなければ申し込まなければいいだけです。
ネットで1週間かけて口コミを読み比べても、出てくるのは他人の場合の話です。自分の実質負担額と最適な講座は、1時間話せばその場で確定します。迷っている時間のほうが、よほどもったいないというのが正直なところです。
WinスクールのDX講座でよくある質問
まとめ|DXの学び直しで、来年の給与明細を変える
WinスクールのDX講座は、コードを1行も書かずに事務職の市場価値を上げる講座でした。Excel・VBA・RPA・BIという、今日の仕事と地続きの道具ばかりです。
70%が戻る仕組みは、Winが自腹で値引きしているわけではありません。国がこの形を後押ししています。
在職者に対してキャリア相談からリスキリング、転職までを一体的に支援することのできる体制を整備することを促進する取組に要する経費に対して、基金を造成し、当該基金からその経費の一部を補助することにより、リスキリングと企業間・産業間の労働移動の円滑化を一体的に図ることを目的とする。
在職者が学んで、転職まで進む。この流れごと支援するのが制度の狙いです。だから条件に「転職」が入ります。
最後に、この記事の要点をまとめます。
- DX講座は実在。看板は実質158,600円・106.5時間のDX・ビジネスアーキテクト養成講座
- 中身はExcel・VBA・Power Automate・Power BI。プログラミングは範囲外
- 70%返還は在職者・転職前提・当社紹介が条件。転職に至らなければ50%止まりで237,900円
- 制度の選び方だけで125,664円変わる。締切は2027年3月修了・4月転職
年収を100万円上げる。残業を減らして夜を取り戻す。どちらも「いつか」では動きません。まず1時間、自分の実質負担額と最短ルートを確定させるところから始めてみてください。
\ 相談だけで終わってOK。申し込まなくていい/
無料・約1時間・公式も「参加後の過度な勧誘も致しません」と明記
ほかの講座の料金や学べる範囲も、同じ基準で1本ずつ検証しています。
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