
WinのAWS講座って結局いくら?給付金は使えるの…?
この記事では、WinスクールのAWS・クラウド・ネットワーク系の単科講座8本を実額で検証します。
とくに「今より年収を100万円上げたい」人に向けて書いています。「夜勤・残業まみれの職場を抜けて、ホワイトな環境でワークライフバランスを取り戻したい」人にも、申し込む前の判断材料になります。
先に、いちばん大事な事実を言い切ります。WinスクールのAWS講座は、給付金・補助金が使えません。
給付で安くできるインフラ講座は、CCNAとLinuxを組んだ1本だけでした。
- AWS・クラウド系3講座は合計約47万円が全額自己負担(入学金は初回のみ計上)。給付もリスキリングも対象外
- 給付が効くのはCCNA+Linuxの66時間コースだけ=429,000円が実質156,000円になる
- AWS資格対策はいきなり受けられない。AWS基礎の修了が前提=順番を間違えると受講できない
- 年収を上げたいなら、狙うのは運用監視ではなく設計・構築側。ここは公的データがはっきり示している
クラウドは、もう「新しい技術」ではありません。企業の8割がすでに使っている前提の技術で、それを触れる人だけが足りていない状態です。



まず要点だけ、表に置いておきます。ここだけ読んでも判断できるようにまとめました
| 項目 | Winスクールのインフラ系講座 |
|---|---|
| 結論 | AWSは自腹、給付で行くならCCNA+Linux |
| 学べる | AWS・クラウド/CCNA・ネットワーク/Linux・LPICの8講座 |
| 料金 | 単科97,900円〜261,800円(入学金・教材費込みの総額) |
| 給付金 | AWS系は対象外/CCNA+Linuxは実質156,000円 |
| 資格 | CCNA・LPIC・AWS認定ソリューションアーキテクトに対応 |
| 形式 | 全国41校※の通学+オンライン・個人レッスン(1回90分) |
| 就職支援 | doda提携の求人紹介あり(受講生・卒業生は無料)/転職保証はなし |
| 申込 | 無料カウンセリングを予約 |
※校数は公式の教室ページを筆者が2026年7月に全数カウントした実測値です。他媒体では42校〜56校と数字がばらついており、公式トップには校数の記載がありません。
私は元採用面接官として、延べ500回規模の面接を担当し、自社の転職エージェント事業ではキャリアアドバイザーの実務も経験してきました。インフラ・運用職の中途採用にも関わった立場から、スクールや人材会社が裏で何を考えているかも含めて、辛口にまとめます。
読み終えるころには、AWSから入るべきか、CCNAから入るべきか、それとも別の道を選ぶかの答えが出ています。年収アップとホワイトな環境を同時に狙うための順番も、あわせて持ち帰ってください。
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はると(上場企業 管理職/キャリアアドバイザー)、転職メディア『レビューファクト』運営。
人材育成・マネジメント・教育に15年従事し、延べ500回の採用面接、転職エージェント事業でのキャリアアドバイザー業務を経験。「採用する側」と「転職を支援する側」の両視点から、「後悔しない転職判断」をお届けします。
当サイトの記事は、厚生労働省:賃金構造基本統計調査、経済産業省:IT人材需給に関する調査、総務省:情報通信白書 等の公的データと、運営者自身の人材業界・採用業務での実務経験、編集方針に基づくものです。
【結論】WinスクールのAWSはCCNAの後が最短





クラウドが伸びてるなら、いきなりAWSから始めたほうが早いんじゃないの?
気持ちは分かります。ただ、Winスクールの講座設計を見ると、答えははっきり出ています。
WinのAWS講座は「ネットワーク・サーバー・データベースの基礎知識がある人」を対象にした講座です。つまり、まったくの未経験がいちばん先に申し込む講座ではありません。
そもそもクラウドを学ぶ価値そのものは、国の統計がはっきり裏づけています。
全社での利用と一部事業所又は部門での利用を合計すると、2024年は80.6%の企業がクラウドサービスを利用している
企業の8割がクラウドを使っている一方、それを設計・運用できる人は足りていません。
経済産業省の「IT人材需給に関する調査」の試算では、学び直しが進まない場合、2030年に先端IT人材が約55万人不足します。一方で、従来型のIT人材は約10万人余るとされています。
足りない側に自分を置くか、余る側に留まるか。クラウドを学ぶ意味は、この一点に集約されます。
3分で分かる|AWS・Linux・CCNAの選び方
Winでインフラ・クラウドを目指すとき、進み方は大きく3つに分かれます。自分がどれに当てはまるかを先に決めてください。
- ルート①(本命):CCNA+Linuxの66時間コース。給付で実質156,000円。未経験の入口として最も安い
- ルート②:AWS基礎+SAA資格対策の42時間。388,300円が全額自腹。ネットワークの基礎がある人向け
- ルート③:ネットワークからAWSまで6講座105時間。733,700円。腰を据えてクラウドエンジニアを目指す人向け
私の結論は、未経験ならルート①です。理由は単純で、給付が使える唯一の道だから。
ほぼ同じ内容を単科で積むと545,600円かかるところが、156,000円で済みます。
AWSを学びたい気持ちが強い人も、順番を逆にしないでください。AWSの上に立つには、ネットワークとサーバーの土台が先——面接では、土台があるかどうかは10分もあれば分かります。
AWS講座だけ給付金が効かない理由
ここは、他のメディアがまず書かない部分です。Winの給付制度の対象講座を、実際に公式ページで数えてみました。
教育訓練給付(受講料の20%)のプログラミング・ネットワーク分野で対象になっているのは、JavaライセンスとPython系の3講座だけ。AWS・CCNA・Linux・LPICは1つも載っていません。
そして最大70%が戻るリスキリング支援事業のほう。こちらのプログラミング・ネットワーク分野は11講座あり、インフラ系はCCNA+Linuxの1本だけで、AWSの講座は存在しません。
2つの制度の対象は、インフラ系に絞るとこうなります。
| 制度 | 戻る割合 | インフラ系の対象講座 |
|---|---|---|
| 教育訓練給付 | 20% | 該当なし(対象はJava・Python系の3講座) |
| リスキリング | 最大70% | CCNA+Linuxの1本のみ |
| AWS系3講座 | 0% | 対象外=全額自己負担 |
※講座ページの「給付金制度対象」バッジは、Winの制度案内ページへの導線です。個別の講座が対象かどうかは、給付金の一覧ページと突き合わせないと分かりません(上記は筆者が2026年8月に突き合わせた結果です)。
つまり「AWSを給付で安く学ぶ」という選択肢は、Winには用意されていません。ここを知らずに申し込むと、想定の3倍の自己負担になりかねません。



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WinスクールのAWS・クラウド講座で学べる中身





WinのAWS講座って、どこまでできるようになるの?資格まで届く?
WinのAWS・クラウド系は3つの講座に分かれています。順番に積むと、EC2やS3を触るところからAWS認定資格の合格ラインまで届く設計です。
AWS認定トレーニングパートナー
Winを他のスクールと分ける、いちばん硬い事実がここです。WinはAWS社の認定トレーニングパートナーで、AWS社の審査を通った専属トレーナーがいます。
ここで注意してほしいのは、AWS認定トレーニングと、これから説明する個人向け講座は別物だということ。2つの違いを整理します。
| 種類 | 形式 | 受講料の表示 |
|---|---|---|
| 認定研修 | 1日7時間/3日21時間の集合研修 | 法人研修ページに掲載(初級77,000円・中級231,000円など) |
| 個人講座 | 90分×8〜18回の個人レッスン | 講座ページに総額を公開 |
この認定トレーニングのページには、個人で受講できるかどうかの明記がありません。混同して問い合わせると話が噛み合わないので、個人が現実的に選ぶのは次に説明する90分×8〜18回の講座だと押さえておいてください。
クラウド概論→AWS基礎→資格対策の3段構え
個人向けのAWS・クラウド講座は、次の3段です。学ぶ順番も、この並びどおりです。
| 段 | 講座名 | 学ぶこと | 時間 |
|---|---|---|---|
| 1段 | クラウドエンジニア概論 | クラウドの考え方・Webシステム基盤の基礎 | 12h |
| 2段 | AWS基礎トレーニング | VPC・EC2・S3・負荷分散・監視・バックアップ | 15h |
| 3段 | AWS資格対策(SAA) | コンテナ・サーバレス・試験範囲の総ざらい | 27h |
2段目のAWS基礎トレーニングが、この記事を読んでいる人にとっての本体です。中身は座学ではなく、手を動かしてWordPressのサイトをAWS上に構築する演習まで含まれています。
VPCでネットワークを切り、EC2にサーバーを立て、S3に置き、負荷分散と自動スケールを設定して、監視とバックアップまで通す。「クラウドで一式作った」と面接で言える範囲が、この15時間です。
3段目の資格対策は、AWS認定ソリューションアーキテクト–アソシエイト(SAA)に向けた講座です。この資格、AWSの公式ページには未経験者向けの注意書きがあります。
IT 業務の経験がまったくない方は、AWS Certified Solutions Architect – Associate を受験する前に、まず AWS Certified Cloud Practitioner を取得して AWS クラウドの基礎知識を習得することをお勧めします。
AWS自身が「IT経験ゼロならもう一段下から」と言っているわけです。Winが概論→基礎→資格対策の3段にしているのは、この公式の推奨と噛み合っています。
試験そのものは130分・65問・受験料150米ドル・認定は3年間有効(AWS公式)。1つ取ると次回の受験が50%割引になる制度もあります。
順番を守れば、この資格がクラウド案件に応募できる証明になります。自分の知識でどの段から入れるかは、Winスクールの無料カウンセリングで講座を見ながら確かめるのが早いです。
AWS講座の前提条件と、自腹になる費用
ここは公式に書いてあるのに、比較メディアがほぼ触れていない部分です。受講前に知らないと、地味に効きます。
公式の講座ページのとおり、受講初日までに自分でAWSアカウントを取得する必要があります。受講中に発生するAWSサービスの利用料も、自己負担です。
受講料とは別に、自分のAWSアカウントで使った分の料金がかかります。演習中心の講座なので、ここは「実費が出る前提」で見積もってください。
前提知識の話もしておきます。AWS基礎トレーニングの対象は「ネットワーク、サーバー、データベースやWebシステムに関する基礎的な知識をお持ちの方」で、資格対策はAWS基礎の修了相当が前提になります。
この「基礎的な知識」の線引きは、公式ページの文言だけでは分かりません。自分の知識で受けられるかどうかは、Winスクールの受講相談でカリキュラムを見ながら判定してもらうのが確実です。
- 受講初日までに自分でAWSアカウントを作る必要がある
- 受講中のAWS利用料は受講料に含まれない(自己負担)
- ネットワーク・サーバー・DBの基礎知識が受講の前提=完全未経験は先に土台から



面接では「どこまで自分で触ったか」を聞かれますよ
CCNA・Linux講座の内容とインフラ資格の順番





CCNAとLinux、どっちを先にやればいいの?両方いるの?
結論を先に言うと、両方います。そして順番は「ネットワーク→Linux」で、CCNAとLPICはその上に乗る資格対策です。
ネットワーク構築基礎→CCNAで学ぶ中身
まずネットワーク側です。ネットワーク構築基礎(15時間)でルータ・スイッチの操作とIPアドレスを押さえ、その上にCCNA資格対策(27時間)が乗ります。
中規模ネットワークの構築・運用・管理能力を証明するシスコ技術者認定試験「CCNA(200-301)」に合格するために必要な知識を、Cisco社のシミュレータ操作を交えながら学習します。
CCNA講座で扱う内容はこうです。用語が並ぶと身構えますが、要は「会社のネットワークを設計して守る技術」です。
- 経路を決める:ダイナミックルーティング、OSPF
- 区切る・つなぐ:VLAN、NAT/PAT、DHCP、IPv6
- 守る:ACLによるパケットフィルタリング、デバイスセキュリティ
- 止めない:スパニングツリーとイーサチャネルによる冗長化
試験そのものは120分です。Cisco公式の試験範囲資料で公開されている出題比率は、次のとおりです。
| 出題分野 | 比率 |
|---|---|
| IP接続 | 25% |
| ネットワークの基礎 | 20% |
| ネットワークアクセス | 20% |
| セキュリティの基礎 | 15% |
| IPサービス | 10% |
| 自動化 | 10% |
Winの講座がCiscoのシミュレータ操作を挟むのは、この試験が「知識」ではなく「設定できるか」を見る試験だから。教室で講師が隣にいる状態で機器を触れる——ここが独学といちばん差の出るところです。
Linuxサーバー構築→LPICで学ぶ中身
次にLinux側です。Linuxサーバー構築(27時間)は前提条件がなく、未経験がいちばん入りやすい講座です。
学ぶ範囲は、公式のカリキュラムでは次のように並んでいます。
- 触る:Ubuntuのインストール、基本コマンド、テキスト処理
- 管理する:ユーザ管理、ファイルとプロセス、パッケージ管理
- 公開する:ネットワーク設定、Webサービス、ファイル共有
- 自動化する:ファイルシステム、システム管理、シェルスクリプト
つまりサーバーを自分で立てて動かす一通りが、この27時間に入っています。
その上に資格対策が2本乗ります。LPIC資格対策(Level1)とLinuxサーバー応用(LPIC-Level2対応カリキュラム)で、どちらも27時間・Linuxサーバー構築の修了相当が前提です。
他の比較サイトではほとんど触れられていませんが、LPICとLinuCは別の資格です。LPICは国際団体LPIの認定、LinuCは日本法人LPI-Japanの認定で、Winが対策しているのはLPIC。求人票にどちらが書かれているかを先に確認してください。
LPIC-1は101と102の2試験に合格して認定され、各90分・60問・受験料は各15,000円・認定は5年間有効(LPI公式)。受験の前提条件はないので、講座を受けずに挑戦することも制度上は可能です。
未経験はCCNAとLinuxのどちらが先か
元面接官として答えます。ネットワーク(CCNA)が先です。
理由は3つあります。求人の入口が広いこと、CCNAは名前だけで採用側に伝わること、そしてWinの給付対象コースがCCNAを軸に組まれていることです。
そのうえで、Linuxまで両方持っていると採用側の見え方が変わります。
| 持っている資格 | 面接官から見えるあなた |
|---|---|
| CCNAだけ | ネットワークの配線と設定ができる人 |
| CCNA+LPIC | サーバーごと任せられる人=任せる範囲が広がる |
| +AWS認定 | オンプレもクラウドも設計できる人 |
Winが給付対象コースをCCNA+Linuxの2本立てにしているのは、採用市場の見え方をそのまま反映した組み方だと感じます。どの順番で組むと自分の場合いくらになるかは、無料カウンセリングで見積りを出してもらえます。
なお入門資格のITパスポートは、Winに単独の対策講座がありません。その理由と代替ルートはこちらです。
参考記事:WinスクールにITパスポート講座は無い?公式322頁を全数調査



順番は迷うより、相談で決めたほうが早いです
AWS・Linux・CCNAコースの料金と給付金の実額





結局、全部でいくらかかるの?給付を使ったら本当に安くなる?
料金の話に入ります。入学金・教材費まで含めた総額は、インフラ系の単科8講座で次の表のとおりです。
インフラ系8講座の料金早見表(総額)
Winの受講費用は「受講料+入学金+教材費」の合算です。入学金はインフラ系の全講座で19,800円(税込)と共通です(2026年7月時点)。
| 講座 | 総額(税込) | 学習時間 | 受ける前の前提 |
|---|---|---|---|
| NW基礎 | 129,800円 | 15h(90分×10) | なし |
| CCNA | 244,200円 | 27h(90分×18) | NW基礎の修了相当 |
| Linux | 211,200円 | 27h(90分×18) | なし |
| LPIC1 | 242,000円 | 27h(90分×18) | Linuxの修了相当 |
| LPIC2 | 242,000円 | 27h(90分×18) | Linuxの修了相当 |
| クラウド | 97,900円 | 12h(90分×8) | なし |
| AWS基礎 | 149,600円 | 15h(90分×10) | NW・サーバー・DBの基礎 |
| SAA対策 | 261,800円 | 27h(90分×18) | AWS基礎の修了相当 |
※表の略称=NW基礎「ネットワーク構築基礎」/CCNA「CCNA資格対策(200-301試験対応)」/Linux「Linuxサーバー構築」/LPIC1「LPIC資格対策(Level1)」/LPIC2「Linuxサーバー応用(LPIC-Level2対応カリキュラム)」/クラウド「クラウドエンジニア概論」/AWS基礎「AWS基礎トレーニング」/SAA対策「AWSソリューションアーキテクト-アソシエイト資格対策」(2026年7月時点の公式表示)
この表で分かることが2つあります。1つは、いちばん安い入口はクラウドエンジニア概論の97,900円で、12時間・1か月で終わること。
もう1つは、前提条件が連鎖していてCCNAとSAA対策は前提講座の修了相当の知識がないと受けられないこと。単独受講の可否は相談時に確認してください。
だからWinには、必要な講座をまとめたセットコースが用意されています。主要な3つを挙げます。
| コース | 含まれる講座 | 総額(税込) | 期間 |
|---|---|---|---|
| CCNA系 | NW基礎+CCNA+Linux | 429,000円 | 66h・6か月 |
| AWS系 | AWS基礎+SAA対策 | 388,300円 | 42h・4か月 |
| AWS総合 | NW基礎+Linux+DB+クラウド概論+AWS基礎+SAA対策 | 733,700円 | 105h・9か月 |
ほかにも、NW基礎+CCNAの337,700円(42時間)や、LPIC1まで含む623,700円(90時間)という組み方もあります。セットにすると公式表記で3,000〜131,000円お得になる設計です。
CCNA+Linuxが実質156,000円になる条件
この記事でいちばん持ち帰ってほしい数字です。インフラ系では、CCNA系の429,000円のコースだけが経済産業省のリスキリング支援事業の認定講座になっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 総額 | 429,000円(税込・入学金・教材費込み) |
| 修了時 | 受講料390,000円の50%=195,000円が戻る |
| 転職後 | 1年経過時に20%=78,000円が戻る |
| 実質 | 156,000円 |
| 中身 | NW基礎15h+CCNA27h+Linux24h=66時間・6か月 |
| 分割 | 教育ローン12分割で月々約35,700円 |
66時間の通学・個人レッスンで、CCNAとLinuxの土台が156,000円。まとまった現金がなくても始められます。
支払いは、返還前の総額429,000円を教育ローンの12回払いにすると月々約35,700円。修了と転職で最大273,000円が戻り、最終的な負担が156,000円になる流れです。
ただし、この70%還元には条件があります。ここは正直に書きます。
オンライン事前説明会後に行う個別相談会(キャリア相談)の参加時点で在職者であり、雇用主の変更を伴う転職を目指している方(在職者には、正社員、契約・派遣社員、パートやアルバイト含みます)
- 個別相談の時点で在職中(正社員だけでなく契約・派遣・パート・アルバイトも対象)
- 今の会社を辞めて転職する意思があること(社内異動は対象外)
- 公務員・自営業者は受講料返還の対象外
- Win紹介で転職し、1年以上継続して働くこと(ここまでで満額)
つまり、修了だけなら戻るのは195,000円で、実質234,000円。満額の156,000円は「転職して1年働いて」初めて成立します。
今の会社に残る前提の人は、勘違いしないでください。
単科で積むと38.9万円多く払う計算
同じ中身を単科で積んだ場合と比べてみます。入学金は初回だけなので1回分で計算しています。
- 単科で3本:受講料510,400円+入学金19,800円+教材費15,400円=545,600円
- セットで買う:429,000円(単科比で116,600円安い)
- セット+リスキリング:156,000円(単科比で389,600円安い)
買い方を間違えるだけで、389,600円の差がつきます。中古車が1台買える金額です。
※厳密には、セットに含まれるLinuxサーバー構築は24時間(90分×16回)で、単科の27時間より3時間短い構成です。完全に同一内容の比較ではない点は正直に添えておきます。
申込のリミットは2026年9月ごろ(逆算)
もう1つ、時間の話をします。リスキリング支援事業には期限があり、Winの公式アナウンスでは次の3点が示されています。
- 受講修了:2027年3月31日までに修了すれば受講料の50%が戻る
- 転職完了:2027年4月30日までの転職+1年以上の継続就業で追加20%
- 事業自体:2028年3月末に終了予定
公式のコース別申込リミット表には、Web・映像や建築CAD、MOSなどのコースが並んでいますが、ネットワーク系の記載はありません。そこで自分で逆算しました。
CCNA+Linuxコースの受講期間は6か月です。2027年3月末までに修了するなら、2026年9月ごろが実質の申込リミットという計算になります。
あくまで受講期間からの推定ですが、逆算すると残り時間はそう長くありません。
参考記事:Winスクールのプログラミングコース総まとめ|5言語の講座一覧と料金
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クラウド・インフラ転職の年収とホワイト度





学んだあと、年収は本当に上がるの?夜勤やオンコールは避けられる?
いちばん大事な出口の話です。ここは希望も現実も、両方きちんと数字で見ていきます。
インフラ・クラウド職の年収(公的データ)
厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)で、インフラ系の2職種の数字を見てみます。出典は運用・管理(IT)とシステムエンジニア(基盤システム)の各ページで、どちらも令和7年賃金構造基本統計調査を加工した値です。
| 職種 | 年収 | 月の労働時間 | 平均年齢 |
|---|---|---|---|
| 運用管理 | 609.8万円 | 160時間 | 42.2歳 |
| 基盤SE | 889万円 | 173時間 | 38.3歳 |
「運用管理」は運用・管理(IT)、「基盤SE」はシステムエンジニア(基盤システム)です。サーバーやネットワークを監視・運用する側と、設計・構築する側で279万円の差がついています。
この数字は経験者を含む平均なので、未経験の初年度がここに届くわけではありません。ただ、目指す先が「運用」か「設計」かで、天井がまるで違うことは読み取れます。
同じ調査の別データ(厚生労働省の報告書p.19)では、設計・構築職の年収中央値がITスキルレベル1〜2で500万円と示されています。
レベル4で635万円、レベル5以上で700万円(正社員・各層n=186〜288)。レベルが1段上がるごとに50〜85万円動く構造です。
運用監視から設計に上がれるのかという現実
ここで、多くの人が信じている前提を1つ壊します。「まず運用監視で入って、経験を積んでから設計に上がればいい」という道は、統計的にはかなり細いです。
厚生労働省の調査で、IT・デジタル職種間の転職パターン(n=219)を見てみます。表の「設計」は設計・構築、「運用」は運用・保守の職種です。
| 移動の型 | 全体に占める割合 |
|---|---|
| 設計→設計 | 54%(これが主流の道) |
| 運用→運用 | 8% |
| 運用→設計 | わずか2%=壁になっている |
ここは読み方に注意してください。2%は転職パターン219件の全体に占める割合で、運用職の人だけを分母にした数字ではありません。
それでも、運用起点の転職(運用→運用8%+運用→設計2%)の中で設計へ移れた人は少数です。社内の異動についても、企業ヒアリングで「運用・保守から企画立案への異動は殆ど起きていない」旨が記録されています。
つまり運用に入ってから上流を目指す進み方は、数字の上では細い道ということ。
だからこそ、最初から設計・構築側の資格を持って入る意味があります。CCNA・LPIC・AWS認定は、「監視の人」ではなく「作れる人」として面接に座るための切符です。
そして、学び直してから動くこと自体にも効果が確認されています。
5年以内にIT・デジタル職種へ転職した者は、リスキリングを実施している労働者の方が、リスキリングを実施していない労働者よりも賃金上昇者の割合が多く、両者には21ptの差がある。
実数では、学び直した人の賃金上昇率が69%(n=121)、していない人が48%(n=221)でした。
さらにITスキルレベル1〜2の層では63%対30%(n=19/n=50)と、差がもっと開きます。スキルが浅い層ほど、学び直しの伸びが大きい構造です(対象はIT・デジタル職種へ転職した人)。
夜勤・オンコールは避けられるのか
ホワイトな環境を求めてインフラを目指す人に、ここは正直に伝えます。インフラ職は「夜勤・シフト・呼び出し」がつく現場もある世界です。
ただし、それは職種ではなく配属される役割で決まります。24時間監視のシフトに入るか、日中に設計・構築をするかの違いです。
労働時間の実数も見ておきます。厚生労働省の「毎月勤労統計調査 令和6年分結果確報」(一般労働者・事業所規模5人以上)をもとに、業種別の残業時間を比べます。
| 業種 | 月の所定外労働(残業) |
|---|---|
| 情報通信業 | 16.5時間 |
| 全産業の平均 | 13.5時間 |
| 運輸業・郵便業 | 24.7時間 |
「IT=定時で帰れる」ではありません。それでも運輸業の24.7時間より短く、残業の少ない求人を選べばワークライフバランスを取り戻しやすいレンジです。
大事なのは、業種で選ぶのではなく求人単位で見極めること。
ここが落とし穴です。当メディアの調査では、入社後にギャップを感じた人が「見抜けなかった危険サイン」の1位に挙げたのが「残業・休日の説明の曖昧さ」で40%でした。(出典:レビューファクト(当メディア)調べ/入社後ギャップを感じた人・2026年6月/n=100)


夜勤やオンコールの有無は、面接でこちらから確認しないと分かりません。求人票の「残業少なめ」だけを信じると、この40%の側に入ります。
資格があると、この確認がしやすくなります。選ばれる側から、選ぶ側に少し回れるから。
「オンコールの回数は月何回ですか」と聞ける立場になることが、ホワイト転職の実像です。
私が支援したインフラ8件の年収の伸び
ここからは私自身のデータです。支援してきた事例のうち、インフラ・運用・情シス系は8件ありました。
年収の伸びは+60万円から+200万円、中位は+100万円前後。転職前は320〜520万円、転職後は430〜720万円のレンジでした。
もう1つ、正直に書いておきます。支援事例300件を数え直したところ、「完全未経験からいきなりインフラの設計職」に入れた人は0件でした。8件すべてが監視・保守・派遣・情シスなど半歩内側からの脱出で、Winで学んだあとの1社目も運用寄りから始まる可能性は見ておいてください。
私が支援した20代の男性は、前職ではシステムの保守運用が中心で、来る日も来る日も監視画面と障害対応でした。開発に挑戦したくても社内で異動できず、「このまま運用だけで年齢を重ねるのでは」という不安を抱えていました。
学び直してWeb系企業の開発エンジニアへ移り、年収は360万円から450万円へ(+90万円)。移った先は開発職ですが、抜け出した構造はインフラの設計・構築を目指す場合と同じでした。
上の統計どおり、運用から抜けるには「動く」しかありません。
もう1人、オンプレのサーバーを見ていた30代の方は、AWSの学習を続けてクラウドインフラの会社へ移り、年収が520万円→720万円(+200万円)になりました。
本人の言葉は「今までのインフラ経験を捨てずに、クラウドに乗せ替えられたのが大きい」です。
年収が200万円増えると、手取りは月11〜12万円ほど変わります。住宅ローンの繰り上げ返済、子どもの習い事、年2回の家族旅行——我慢していたものを、我慢しなくてよくなる金額です。
資格だけでは受からない|元面接官の基準
採用側にいた人間として、ここは厳しめに書きます。CCNAやAWS認定を持っているだけで内定が出ることは、ほぼありません。
以前、面接で「何でもやります」「きついことも大丈夫です」と繰り返す方がいました。ただ「実際にきつかった経験は?」と聞くと、具体例が出てこなかったのです。
言葉だけの意気込みは、採用側には評価材料になりません。見ているのは「何を、どこまで自分の手で動かしたか」という証拠です。
当メディアの調査では、本当の退職理由の1位が「給与・待遇への不満」で51%でした(出典:レビューファクト(当メディア)調べ/転職経験者・2026年6月/n=100)。年収を上げたい動機は後ろめたいものではありませんが、武器を持たずに動くと同じ場所に着地します。
そこで、年収が上がる人がたどる順番を整理しておきます。
- 学ぶ:ネットワークとLinuxの土台を通学で固める(Winが得意な部分)
- 証明を作る:資格を取り、自分で組んだ環境の構成図を語れる状態にする
- 選ぶ:エージェントを併用し、残業とオンコールの実態を確認して応募する
Winスクールは「学ぶ」が本業で、「証明を作る」の資格取得まで面倒を見てくれます。「選ぶ」については、受講生・卒業生ならdoda提携の求人紹介が無料で使えますが、転職保証ではありません。
自分でもエージェントを併用して、求人を広く見比べるのが現実的です。



面接官が本当に突いてくるのは、②の成果物です
他のAWS・インフラスクールと料金・資格を比較





Win以外にもCCNAやAWSを学べる場所はあるよね?結局どこがいいの?
先に言っておくと、ここで挙げる相手はどれも良い選択肢です。悪いところと比べて持ち上げても、あなたの判断材料にはなりませんよね。
主要スクールの料金・形式・強みを並べる
インフラ・CCNA・AWSで実際に検討候補になる4つの実額を比べます。
| スクール | 実質の料金と範囲 | 形式 | 強みが活きる人 |
|---|---|---|---|
| Winスクール | 実質156,000円/CCNA+Linux+NW基礎の66h | 全国41校の通学+オンライン | 教室で講師に隣で教わりたい人 |
| SAK | 実質112,750円/CCNA66h(合格保証つき) | 通学・オンラインを選べる | CCNA1本に絞って合格保証がほしい人 |
| ウズカレIT | 実質48,000円/CCNAコース16週間 | 完全eラーニング | 費用を最小にしたい人 |
| 職業訓練 | 原則無料(テキスト代等) | 公共の通学 | 開講時期と地域を待てる人 |
正直に言うと、価格だけ見ればWinは最安ではありません。SAKのCCNA合格保証パックは同じ66時間で225,500円、特定一般教育訓練給付金を使えば実質112,750円で合格保証まで付きます。
さらに安いのがウズカレITのCCNAコースで、132,000円が補助金の適用で実質48,000円。ここは正直、費用だけなら勝てません。
ただ、比べている中身が違います。Winの156,000円はCCNA単独ではなく、ネットワーク基礎+CCNA+Linuxの3講座66時間です。
そしてウズカレITは完全eラーニング。講師が隣にいる時間はゼロです。
つまり選び方はこう分かれます。CCNAだけ最安で取るならウズカレIT、合格保証を買うならSAK、Linuxまで通学で固めるならWinです。
補足すると、かつてインフラ系の代表格だったリナックスアカデミーは法人向けIT研修(リスキルテクノロジー)が中心になっています。私が確認できた範囲では、個人が通える通学型のインフラスクールはWinとSAKの2校だけでした。
もっと安く学ぶ道と、それでもWinを選ぶ意味
読者の本音に踏み込みます。「もっと安い場所があるなら、そっちがいいのでは」——当然の疑問ですよね。
答えは、安く済ませたいなら先に安い道を検討すべきです。ただし、安さと引き換えに手放すものがあります。
- ウズカレIT:実質48,000円。引き換えに完全eラーニング(対面授業はゼロ)
- SAK:実質112,750円で合格保証つき。ただしCCNA1本で、Linuxは別途
- 公共の職業訓練:原則無料。ただし開講時期・地域・定員に左右される
独学で詰まった経験がある人なら、eラーニングの結末は想像がつきます。10万円の差は「詰まって止まる時間を買い戻す費用」——そう考えられる人にはWinが向きます。



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WinスクールのAWSコースが向く人・向かない人





結局、私の状況だと向いてるのかな。はっきり知りたい
ここまでの内容を、自分ごとに落とし込みましょう。前提として、インフラ運用はIT未経験者の入り口になりやすい仕事で、国の職業情報サイトにも現役就業者の声が載っています。
IT業界に漠然とした興味があるものの具体的にどうしたらよいか迷っている人にとって、「運用・管理(IT)」は、IT業界で働くための基礎になる知識・経験を得るための入り口にもなる仕事です。
そのうえで、状況別の相性を判定します。近い行だけ見れば答えが出ます。
| あなたの状況 | Winとの相性 |
|---|---|
| 在職中×転職 | かなり向く|実質156,000円の条件に合う |
| 独学で挫折 | かなり向く|詰まった所を隣の講師に聞ける |
| 働きながら | 向く|平日21時まで・前日23:59まで振替可 |
| AWSのみ | 給付が効かず全額自己負担になる |
| 残留前提 | 返還は50%止まり(実質234,000円) |
| 保証希望 | 転職保証つきのスクールが合う |
向いている人
- 在職中で、今の会社を出て転職する気持ちが固まっている人
- 運用監視・ヘルプデスクから設計・構築側へ抜けたい人
- 給料・労働時間・人間関係に限界を感じ、手に職で環境を変えたい人
- 地方在住で、近くに通える教室がほしい人(全国41校)
とくに1つ目が決定的です。「辞めて転職する」意思があるかどうかで、最終的な自己負担が273,000円変わります。
意思が固まっている人なら、自己負担156,000円で66時間=1時間あたり2,364円。通学の個人レッスンとしては十分に安い水準です。
向いていない人と、その代わりの選択肢
- 費用を最小にしたい人 → eラーニング型(実質48,000円〜)を先に検討
- 深夜に自分のペースで学びたい人 → オンライン専業スクールが合う
- 転職を保証してほしい人 → 保証つきスクールを検討
- ハードを動かす開発に興味がある人 → 組み込み・IoT系の講座のほうが近い
\ 向いているか迷うなら、その場で相談すれば早い/
完全無料・その場で契約は不要・オンライン相談も可
無料カウンセリングの流れとよくある質問
最後に、申し込みの流れと残った疑問を片付けましょう。ここまで読んだなら、あとは動くだけです。



相談に行ったら、その場で契約させられたりしない…?
Winは、いきなり契約ではなくまず無料カウンセリング(受講相談)からです。所要は公式表記で約1時間、受付は9時から20時(土日祝は18時)まで。70%返還を狙うなら、その先に控える国の事業の枠組みも押さえておくと話が早いです。経産省は事業をこう説明しています。
リスキリングと労働移動の円滑化を一体的に進める観点から、在職者が自らのキャリアについて民間の専門家に相談できる「キャリア相談対応」、それを踏まえてリスキリング講座を受講できる「リスキリング提供」、それらを踏まえた「転職支援」までを一体的に実施する体制を整備します。
相談を受ける「側」にいた経験から言うと、信頼できる相談相手は言いにくい現実も正直に伝えてくれるものです。「今決めないと損」と急かしてくるところは警戒したほうがいい、と私は考えています。
予約は公式サイトの「無料カウンセリング・受講相談」のフォームから進めてください。流れは3ステップです。
希望日時と、通学かオンラインかを選びます。入力は数分で終わります。
「インフラ・クラウドへ転職したい」と伝え、CCNA+Linuxのリスキリング条件に自分が当てはまるか確認します。授業の見学もできます。
その場で決める必要はありません。見積りを持ち帰り、他校と比べてから判断できます。



疑問が消えたら、あとは1時間、話を聞いてみるだけですね
クラウドの土台を固めて働き方を変えよう



情報が多かったので、最後にもう一度まとめてほしい
WinスクールのAWS・クラウド講座は、ネットワークとサーバーの土台がある人が、資格まで一気に届く場所です。そして給付で安く行けるのは、CCNA+Linuxの1本だけでした。
- 料金:単科8講座は97,900円〜261,800円。AWS系3本の積み上げは約47万円で全額自腹
- 給付:CCNA+Linuxの66時間コースのみ対象。429,000円が実質156,000円
- 順番:ネットワーク→Linux→AWS。AWS資格対策はAWS基礎の修了が前提
- 出口:狙うのは運用ではなく設計・構築側。運用から設計への転職は全体の2%



迷う時間より、1時間の無料相談のほうが早いですよ
元面接官として最後に言い切ります。いちばんの敵は、料金でも年齢でもなく「調べているだけで動かない時間」です。
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半年後に景色が変わっているのは、今日いちばん小さな一歩を踏んだ人です。
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ほかの講座の料金や学べる範囲も、同じ基準で1本ずつ検証しています。
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