エージェント利用者456名・本調査100名に調査 ── 73.9%が“担当者ガチャ”を経験、でも63%は変更せず我慢。合わない担当1位は「連絡が遅い・雑」40.5%
転職エージェントを使うとき、頼りになるのが「担当者(キャリアアドバイザー)」です。けれど、その担当者が自分に合うかどうかは、いわば“担当者ガチャ”。合わない担当に当たった経験は、どれくらいの人が持っているのでしょうか。
転職サービスのレビュー・比較メディア「レビューファクト」( https://jobshift.xsrv.jp/ )は、全国の20〜49歳・正社員のうち転職エージェントを利用したことがある456名、さらに本調査として100名を対象に調査を実施しました。
担当者が「合わない」と感じた経験があるか、それは具体的にどんな点か、合わないときどう行動したか、そして合いやすい・合いにくいのはどんな人かを質問しています。
本調査の結果、エージェント利用者の73.9%が“担当者ガチャ”、つまり「担当者が自分に合わない」経験を持っていました。合わない点の1位は「連絡が遅い・雑/しつこい」40.5%です。
さらに見逃せないのは、合わない担当に当たっても63%が担当者を変更せず我慢していた点です。背景には「担当者は変更できる」と知らない人が30%いるという、情報のギャップがあります。
- 転職エージェント利用者の73.9%が“担当者ガチャ”(担当者が合わない)を経験
- 合わない点1位は「連絡が遅い・雑/しつこい」40.5%、2位「話を聞かない」36.9%、3位「希望と違う求人ばかり」35.7%
- 合わない担当に当たっても63%が変更せず我慢、「変更できると知らなかった」人も30%
- 実際に担当者を変更したのは21%(約4人に1人)のみ
- 転職に積極的な人ほど経験(積極検討層90.3%/無関心層51.9%)/女性ほど(76.9%)
- エージェント利用は正社員の45.6%=約2人に1人、最多は30代52.1%
※調査方法や対象者などの詳細については、後述の「調査の実施概要」をご覧ください。合わない点は複数回答のため、合計は100%を超えます。なお本調査は特定の転職エージェント名を比較するものではなく、担当者個人との相性に関する調査です。
1.エージェント利用者の73.9%が“担当者ガチャ”を経験 ── 7割超
転職エージェントの満足度は、最後は“担当者”で決まります。その担当者と合わなかった経験を持つ人は、利用者のどれくらいいるのか。エージェントを使った456名に尋ねました。

「何度も合わない担当に当たった」32.7%、「一度は当たった」41.2%。合わせて73.9%が、担当者が自分に合わない経験を持っていました。エージェントを使った人の7割超が、“担当者ガチャ”に直面しています。
転職エージェントのサービス品質は、最終的に「担当者個人」に大きく左右されます。同じ会社でも、担当者によって体験はまるで違う――だからこそ“ガチャ”と呼ばれます。7割超が合わない担当に当たっているという結果は、担当者との相性が転職活動の質を決める重要な要素であることを示しています。
2.合わない担当1位は「連絡が遅い・雑」40.5% ── 連絡と傾聴の不満
「合わない」と感じさせたのは、担当者のどんな振る舞いだったのか。実際に違和感を抱いた84名に、具体的な点を挙げてもらいました。

1位は「連絡が遅い・雑/しつこい」40.5%。次いで「こちらの話・希望を聞かない」36.9%、「希望と違う求人ばかり紹介される」35.7%と続きました。上位は“連絡”と“傾聴”の問題で、知識・専門性の低さ(19.0%)よりも、コミュニケーションの不満が際立っています。
「連絡が遅い・雑」「話を聞かない」「希望と違う求人ばかり」――いずれも、担当者が自分に向き合ってくれていないと感じさせる行動です。
専門知識よりも、まず「ちゃんと連絡をくれて、希望を聞いてくれるか」。それが担当者選びの最初の判断軸になりそうです。
3.【泣き寝入り】63%が変更せず我慢 ── “変更できると知らない”人も30%
合わない担当に当たったとき、利用者はどう動いたのか。じつはここに、転職活動の大きな“落とし穴”が隠れていました。利用者100名に、そのときの行動を聞きました。

「『変更できる』と知らなかった」30%、「知っていたが我慢して続けた」33%。合わせて63%が担当者を変更せず我慢していました。実際に担当者を変更してもらったのは21%(約4人に1人)だけです。
多くの人が、合わない担当のまま転職活動を続けています。
最大の問題は、「担当者は変更できる」と知らない人が30%もいることです。多くのエージェントでは、担当者の変更を申し出ることができます。合わないまま我慢すると、希望と違う求人を勧められたり、転職そのものが後ろ向きになったりしかねません。合わないと感じたら、遠慮なく変更を申し出る――それは利用者の正当な権利です。
4.転職に積極的な人ほど当たる ── 積極検討層90.3% vs 無関心層51.9%
転職に積極的な人ほど、多くの担当者に接します。その分、外れにも当たりやすいのでしょうか。転職意向別に経験率を比べました(エージェント利用者456名)。

転職を「積極的に考えている」人は90.3%が経験ありと回答。「まったく考えていない」人(51.9%)を大きく上回りました。転職活動が活発な人ほど、多くの担当者に接するため、合わない担当に当たる確率も上がると考えられます。
本気で転職に動く人ほど、複数のエージェントや担当者と接します。つまり“担当者ガチャ”は、熱心に活動する人ほど避けて通れない関門。
だからこそ、合わない担当に時間を奪われない工夫――変更の申し出や、複数登録による比較――が効いてきます。
5.最も当たるのは30代 ── 77.3%
担当者ガチャに最も悩まされているのは、どの世代なのでしょうか。年代別に並べてみました(エージェント利用者456名)。

最も高いのは30代77.3%、次いで20代73.8%、40代70.4%。転職の中心世代である30代が、最も担当者ガチャに当たっている結果でした。後述のとおり、エージェントを最も利用するのも30代です。
6.女性ほど担当者ガチャに当たる ── 76.9% vs 男性71.3%
同じサービスでも、感じ方には男女差があるのか。性別で経験率を比べると、わずかながら差が現れました(エージェント利用者456名)。

女性は76.9%、男性は71.3%。女性のほうが、担当者との相性に不満を感じやすい傾向が見られました。希望条件への配慮やコミュニケーションの行き違いが、背景にあるのかもしれません。
女性ほど担当者ガチャを感じやすいのは、ライフイベントやキャリアの希望が多様で、画一的な提案では満足しにくいことも一因でしょう。自分の希望を丁寧に汲んでくれる担当者に出会えるかどうかは、転職の満足度を大きく左右します。
7.現職に満足な“前向き転職層”ほど経験 ── 満足層80.5% vs 不満層64.9%
今の仕事に満足しながら前向きに動く層と、不満を抱える層。担当者ガチャに多く直面しているのはどちらか、満足度別に見ました(エージェント利用者456名)。

今の仕事に「満足」な人は87.5%が経験ありと回答。満足層(80.5%)は不満層(64.9%)を上回りました。現職に満足しつつも前向きに転職を探す層ほど、エージェントを積極的に活用し、その分、担当者ガチャにも多く直面していると読み取れます。
8.エージェント利用は約2人に1人(45.6%)── 最多は30代52.1%
そもそも、転職エージェントはどれくらいの人が使っているのか。担当者ガチャが“多くの人に関わる問題”であることを確かめるため、正社員1,000名全体での利用率を年代別に見ました。

正社員全体の45.6%、約2人に1人がエージェント利用経験を持っていました。最も多いのは30代52.1%、次いで20代46.8%、40代39.4%。
エージェントは、もはや一部の人のものではなく、転職の標準的な入り口になっています。だからこそ、担当者ガチャは多くの人に関わる問題です。
まとめ:担当者は“ガチャ”でも、引き直せる ── 合わなければ変更・複数登録で比較を
本調査からは、転職エージェント利用者の73.9%が“担当者ガチャ”を経験し、合わない点の1位が「連絡が遅い・雑」40.5%であることが明らかになりました。担当者との相性は、転職活動の質を大きく左右します。
けれど最大の問題は、合わない担当に当たっても63%が変更せず我慢し、「変更できると知らない」人が30%もいることでした。実際に変更したのは、わずか21%です。
担当者は“ガチャ”かもしれませんが、引いた当たりが悪ければ引き直せます。多くのエージェントは担当者の変更を受け付けており、合わなければ別のエージェントに乗り換えることもできます。
複数登録して比較すれば、合わない担当に当たっても損をしません。我慢して時間を浪費する前に、「変更できる」という選択肢を思い出すことが、後悔のない転職への近道になるのではないでしょうか。
調査の実施概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 調査機関 | 自社調査(レビューファクト) |
| 調査方法 | インターネット調査(アイブリッジ株式会社「Freeasy」) |
| 対象エリア | 全国 |
| 対象者 | 全国の20歳〜49歳・正社員の男女(担当者ガチャ経験率・各クロス=転職エージェント利用者456名/利用率=正社員1,000名/合わない点=担当者が合わないと感じた84名/認知・行動=本調査の利用者100名) |
| 調査期間 | 2026年6月16日〜6月19日 |
| 有効回答 | スクリーニング調査1,000名(うちエージェント利用者456名で集計)/本調査100名 |
- 「担当者ガチャ経験率」および各クロス集計(セクション1・4・5・6・7)は、転職エージェントを利用したことがある456名を分母に集計しています。
- 「合わない点」(セクション2)は担当者が合わないと感じた84名、「認知・行動」(セクション3)は本調査の利用者100名を対象としています。セクション8の利用率は正社員1,000名が分母です。
- 本調査は特定の転職エージェント(サービス)を比較・評価するものではなく、利用した担当者個人との相性に関する調査です。
- 合わない点は複数回答のため、合計は100%を超えます。担当者ガチャ経験・認知/行動は単一回答です。
- 割合は四捨五入した値を表示しているため、合計が100%にならない場合があります。
レビューファクトについて
レビューファクト(Review Fact)は、「迷ったときの羅針盤」をタグラインに掲げる、転職・キャリア系サービスのレビュー・比較メディアです。
転職エージェント、キャリアコーチング、退職代行、スキルスクールなどを、忖度なしの視点で比較・検証し、転職を考えるすべての人に役立つ情報を発信しています。本調査も、そうした「働く人のリアルな本音」を可視化する取り組みの一環として実施しました。
| メディア名 | レビューファクト(Review Fact) |
|---|---|
| URL | https://jobshift.xsrv.jp/ |
| 運営 | レビューファクト編集部 |
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